先日、青山こどもの発達とこころのクリニックの海野健先生に、NPO法人発達わんぱく会幼児教育月例会の講師をして頂きました。

講演終了後、参加頂いた方とじっくりお話をされていました。話の内容をあとから海野先生にお伺いしたのですが、それが「子どもの長所を伸ばす」という観点から、目から鱗な話でした。

==
会場から出た後、参加した方がこられて相談を受けました。お子さんが、今度の4月に就学で、いまだにオムツが取れない、食事(給食)がとれないことで、あと3カ月どうしたらいいのかとても心配されていました。「学校は勉強するところ」なのでオムツや食事のことはどうでもいいこと、就学前になんとかしなくてはなんて思わないこと、それより、学校にいくと楽しいよ、勉強も楽しいよと期待を持たせて下さいという意味のことをいいました。
==

苦手なところを直すのではなく、得意なところを伸ばす療育。

頭でわかっていても、実際はなかなか難しいことに、改めて気付かせて頂きました。
小学校にはトイレに行くために通うのではない、友達を作るためや勉強をするために通うんです。