かぐや姫フォーエバー
ふらりと立ち寄った地元のアップサイクル店で、偶然見つけたLPレコード。
懐かしい。
高校生の頃に、数え切れないほど何度も聴いたこのLP。
ジャケットの裏側には、こんな文字がある。

懐かしさのあまりそこから動けずにいると、顔なじみになった店の方が声をかけてくれた。
「夏っぽい曲、歌ってください」と。
この店には古いギターが壁にかけてある。それを使って何曲か歌った。
シェアキッチンでパンを焼いている職人さんが拍手をくれる。
僕の歌を聴いたパンは、うまく焼けただろうか。
日常の中にこそフォークソングあり。
明日を見失いかけても、この思いは忘れたことはない。
去年の暮れに、中山間地域のここへ移住した。そしてこの秋。
地元の公民館や文化施設の集いで、歌う機会をいただいた。
自分にできることで、ここへ入りこんでいく。
