アキレス腱断裂〜四ヶ月経過 | フォークシンガー「おだしょう」〜夕暮れ時は楽しそう♫

フォークシンガー「おだしょう」〜夕暮れ時は楽しそう♫

若い頃に戻りたいなんて、全然思いません。人生は夕暮れ時からが楽しい。
音楽を通じて、出会った素敵なエピソードを綴ります。




春先にアキレス腱を断裂して、四ヶ月が経った。

最初の一ヶ月はギプス固定、その後は装具をつけての松葉杖生活が続き、この度はようやく、平坦なところなら装具を外しての短距離歩行が許された。

そんなわけで、今日は早朝から運動公園で少しばかりのウォーキングと、すっかりご無沙汰している合気道の剣と杖の型稽古をやった。

体を動かすのは本当にしばらくぶり。これまでの休日は、外に出ずに本を読むか、楽器の練習をして過ごしてきた。

趣味として、体育会系と文化系のそれぞれがあるといい。そんな内容の綴りを何かの本で読んだことがある。


これは本当にそうだと、今回のケガで実感している。


本の整理をぼつぼつやっていると、高校生のときに手にして以来ずっと手放さずに、引っ越しのたびにもずっと連れていく本が出てきた。


沢田聖子「少女期」である。


フォーク少年のアイドル的存在だった沢田聖子さん。


この本は、当時ありがちなアイドル本に分類されるかもしれないが、読んでみると内容は結構濃い。恐らくはゴーストライターが絡んでいないのだろう。そのためか、自分の言葉や言い回しでしっかり綴られてある。


沢田聖子さんは還暦を過ぎた今でも現役で活動されている。聖子さんがよく演奏されている地元のライブハウスから、演奏の声をかけていただいたときには、天にも昇る気持ちになった。


この本は、次の棲家にも連れて行くのだ。