クラウンが欲しい。今はミニバンに乗っているけれど、子どもたちが巣立ったら、特にミニバンでなくてもいい。
そこでやっぱり「いつかはクラウン」なのだ。で、欲しいのはこれだ!

五代目クラウン。旧車もいいとこ。
昭和の薫りがプンプンする、無骨なこいつ。たまらん!
ミッションは…ATなど論外だ。やはりここは、マニュアルが当然。しかもコラムシフトで、シートのタイプはベンチシートがよいのだ。
ついでに、こいつもいい。
三菱デボネア。軟弱な男が乗るには似合わない、硬派な車だと思う。
旧車は魅力的だ。個性がはっきりしている。
そこいくと、現代の車は個性がない。国産のセダンなどはみな似通ったデザインで、面白くない。これまた輸入車も似通ったデザイン。
後ろから見たら、トヨタ、日産、ベンツやAudi、BMWまで、そっくりで区別ができない。
これじゃ、ちっとも欲しいとは思わない。
いや、待て待て。
かつての若者たちはスカイラインが憧れだったけど、今のスカイラインなんかは五百万円する。欲しいと思う前に、買えるわきゃないんだな。
これじゃ若者のクルマ離れは当然で、中年もクルマ離れしていく。スカイラインは日産車だけど、いつの間にかオッサン車になった。
クルマ離れは、家計の問題もあろうが、魅力的な車がないってのも要因の一つかもしれないな。
