流山児★事務所『ユーリンタウン』を
観に行ってきました。
2年前の 初演を
ご主人さまの 口コミで 当日券に並んで観に行った際
フラットな客席の後ろで ぎゅうぎゅうで 観て
今回は ゆっくり観たくて 前売を買ったら
非常に トイレに近い
ベストポジション!
ユーリンタウンに 住んでいたら
いったい いくら とられるんだろう・・・
という くらい トイレが近い わたくしにとって
トイレに近い
通路際
こそ よい お席!
見目麗しい
美しいおみ足 まるだしの 婦人警官が
命令口調で 座席案内 してくださるのも
一興です。
「初演で あの美脚警官を観てから
『あの服装で 少女時代の 美脚ダンス
してくだされば いいのに』
と 思っています」
という ご主人さまの 妄想が よりいっそう かきたてられていそうッ。
そして
開演前に 受付のお姉さんに
「早めに客席についたほうがいい」ことを 確認し
早々にトイレに行き 客席で準備しておりましたところ
清水宏さまが
いつもの オラオラ口調で 登場し
客の 温めを ご担当!!!
しみひろ様の 押し売り前説、
「ミュージカルを観たことがない
演劇の客
の お前らに
拍手のタイミングと
キレのいい 拍手の終わらせ方
を レクチャーする!」
流山児★事務所の客、
小劇場中の 小劇場なんか 観に来る
演劇の客
は
ミュージカルなんか 観たこと ないだろ
演劇 オエッ
(ああ・・・しみひろ様のエジンバラ凱旋公演、予約しなきゃ!)
と いわんばかりに・・・。
そして「男の歓声がほしいんだ」
「じゃあ男性だけ 練習だぁ~」
と 男性客だけ 拍手と歓声を強要し、
「そこの人、あなたみたいな人に
歓声をあげてほしいんだ!」
と 紳士を 指名、
(出た、恐怖の マンツーマン指導!!)
突然 一人で やらされたわりに
その 紳士、
持っていた紙を ぐしゃっと 投げ捨てて
「ワーオ!!!」
と 拍手!
仕込みっぽくはなかったので 紳士、
しみひろ様の前説ぶりに 魅了
されてしまったのでしょうか。
さて わたくし
この 流山児★事務所の『ユーリンタウン』は
テーマ曲「Urinetown」の合唱のみでも
泣けてしまうくらい
初演で 心 わしづかみに
されたのですが
今回は なんか
無駄
が 削られていて
(大久保鷹さまの 死ぬシーン
が もっとあったような気がするのに
カットされてる?)
より シャープに
しかし
帝劇では出せない
「生の貧乏人感」
に あふれていました。
流山児★事務所の 皆様の
汚らしさと 力強さ!
本当に この世が
公衆トイレでしか 用を足せなくなり
トイレ使用料金を 徴収されることになったら
まず 払えなくなるのは
オレタチだ!
という
これがオレタチのブロードウェイミュージカルだ!
感 いっぱい!
その 貧乏リアリティが
「トイレ流すなら 下水再利用
とか
水を使わない トイレとか
いくらでも なにか方法がありそう」
「いくら人間の生理が 排泄のほうが ガマンできなくても
水不足なら
飲み水 のほうが 深刻
ではないか」
「風呂は?」
などの 物語の矛盾を 考えずにすみます。
そして 一人だけ 歌が下手な 塩野谷さまも
流山児★事務所の アイコンとして
悪役を 堂々 こなすお姿!
塩野谷さまが 足の甲に
娘・ホッピーちゃんを乗っけて 歩くシーンが 妙に 好き!
ホッピーちゃん役の 関谷春子さまは
一昨年、このミュージカルで
すごく 歌が うまい!
と 感動したのですが、
今回 よりいっそう うまくって 心に響いて
その清楚な 処女っぽさにより
ビンボーと ハートの声 を 聴き合う
「Follow Your Heart」
が
『Spring Awakening(春のめざめ)』の
「The Word of Your Body」
に 聴こえる・・・!
高音の美しさといい 服装といい
身体(ハート)の声を聴くさまといい
まさに ヴェンドラ!
ぜひ 関谷春子さまに
『春子のめざめ』
もとい
『春のめざめ』の ヴェンドラを やっていただきたい!
(春子の正義のめざめ、は、春子も死ぬ、
そこも 性戯にめざめた ヴェンドラっぽいんだよなぁ。。。)
ところで、
流山児さまが 当日パンフレットに
「世界の何処にもない群集革命ミュージカル=『ユーリンタウン2011』
と 書いてらっしゃいましたが、
群集革命ミュージカル
といえば
代表格に『レ・ミゼラブル』が ありますが・・・。
その 証拠に
休憩後 ビンボーたちが
チラシを 配っている
とき
別所哲也さま(ベッチョさま)が 舞台の上で
「Do you hear the people sing?」
を 口笛で 吹いていた
のは、
最前列のわたくしには しっかと 聴こえました。
ああ、
『レミゼ』でも
「Do you hear the people sing?」を 歌いながら
革命決起の際に チラシを配る
よね!
何十回と観ているのに あのシーンだけで 泣けちゃう
もの・・・!
ベッチョさま は
敵の服を着て
革命側に 紛れ込んでいる
のか
(ロクスッポ=ジャン・バルジャン)
と 一瞬 思いました!
さすがわ 劇中でも
チビサリに
「帝劇に 出たこと
あるからって」
と 言われるだけ あるわ、バルジャン・・・。
なので、その チビサリが
ガブローシュ
に 見える!
(しかし チビサリさま、「30過ぎて田舎から上京して・・・」
と つぶやいていた 気が・・・。『邪宗門』!?)
ベッチョさまは 今回 狂言回しなので
生演奏(荻野清子さまらのバンドが最高!)のとなりで リズムをとって 踊っていたりするのですが
「悪役 つまんねー」
「オレだって(関谷さまと)イチャイチャ して~よ~」
「オレだって ビンボーの役 やってたんだぜ」
と ボヤいていて
初めて
ベッチョさま イイッ!
と 思いました。
ベッチョさまも いいのですが
この ミュージカル、ブレヒトの『三文オペラ』っぽく 演出
されていますが
(別所さまが ブラジル版三文オペラ
という キャッチの『オペラ・ド・マランドロ』に出ていたからじゃ ないよ!)
いくら 「The Word of Your Body」みたいな シーンがあっても
白井晃さま演出の『三文オペラ』みたいに
蛍光灯いっぱい の パクリング・ウェイクニング
な 演出もなく
泥臭さが 実に いいです。
「Run, Freedom, Run!」で
ビンボーが トイレのスッポン で 指揮を
はじめるところなんぞ、
流山児★初演にて 泣いてしまった
わたくし、
(このトイレのスッポンは 加納幸和さまのご先祖発明って ホント?!)
今回なぜか ここのシーンで
『ボクたち革命なう。』
などと 頭に浮かんでしまったのは
『ボクたち空港なう。』の 悪影響
でしょうか。。。
さかてようじ様の 日本語台本も 第一原発、どじょう野田 などの 時事ネタが
今年バージョンには 加わっていますが
(津波ツアー は 最初っから ありましたっけ?忘れてしまった・・・)
それが 非常にさりげなく、
さして イヤミもなく、
そのあと
生きるとは「今、生きる権利」「明日の希望を 奪われない権利」
のセリフに うまく つながります。 ←さかて様に関しては 書きたくはないけど
そして なんといっても
浅井さやか様の 訳詞が 素晴らしすぎます。
なんていい訳詞なんだ・・・。
字数も 内容も あさりちゃんの劇団とは大違い。。。
ダンスも 難しいステップではないけど 地面を踏む
その 力強さ・・・!
人間の 生きる 原点を感じます。
水谷雄司さまの セットも いいよなぁ~~~。
座・高円寺の 上も生かし、
そして 下にもぐる あの 子どもの頃の下水道ごっこ、というセリフがしっくりくる仕掛けや
UCCのビルと 公衆便所9
が 表と裏
というのも
正義の表裏一体が 表現されていると 思います。
あの 高い高い 雲をつきぬける とぐろ巻く 光り輝くUCCビルが
Cloud9 ではなく
でもある意味 皮肉にも
一番 天の国に 近い(人を突き落とすというイミで)。
また、
UCCをやっつけて 公衆便所を 無料にしても
悲しいかな、そこも天国ではなく むしろ地獄
という・・・。
2幕では
同時多発 ションベンテロ
が 起きますが(同時多発・・・といっても ほか2つの 公衆便所で不払い発生)
いま ニューヨークなどで
同時多発に 決起する 若者たちにも 重なります。
そして
相手の基地・UCCに ひそんで 偵察してきた
チビサリ、やっぱり ガブローシュっぽい・・・。
(ビンボーが死んだ時の
大久保鷹さまの お迎え
も 『レミゼ』っぽい・・・)
でも チビサリが 歌うのは
♪子犬だって~
ではなく
「Tell Her I Love Her」。
わたくし この曲
『ユーリンタウン』の中で 一番好き!
No one is innocent
(みんな 罪人)
は
『春のめざめ』の
Guilty Ones
のように、
心に 刺さります。
イノセントで あるつもりでも
それはただの 無知で 現実を見ようとしないがために
誰かを傷つけてしまう。
(『白夜行』や『勇者ヨシヒコと魔王の城』の 山田孝之さまの言動のように・・・)
関谷春子さまの
Hopeと Happyの
ホッピーちゃんだって
「I See a River」で
水をほしがる おばあさんたちに
まやかしを 言ったところで
全員滅亡 という サイアクの結果を作ってしまう。
この 結末はホント 皮肉で衝撃的ですが
それこそが 現実なのでしょう。
指導者のまやかし・・・。
どんなに指導者が変わっても 全部の問題を解決などできない、
理想だけでは みんなにとって 住みよい街なんか できない。
それが
No one is innocent
(みんな 罪人)
の 答え なのでしょうか?ビンボー・・・。
ところで流山児★事務所での初演時、
肝心のところで 声がかすれていて 声量の足りなかった
ビンボーが
今回 歌がうまくなって
若干 ハンサム度も 増したと 思ったら
別人(今村洋一さま)
でした。
もし これを 東宝でやるとしたら、
藤岡くん
に なるのでしょうか
ベッチョさまに おかれましては
帝劇→流山児★事務所
と きたからには
ゴキブリコンビナート『おから大好き』
で
ゴキコン俳優 ベッチョ哲也さまと 組んで
いただきたい!
と 終演後、高円寺 生パスタ「ソナチネ」http://sonatina.jimdo.com/
にて ご主人さまと 話していたら
(個人的には「ミート屋」より おいしく、
サラダのドレッシングも、玉ねぎとキャベツをすったものだそうで 凝ってる!)
ご主人さま
「『おから大好き』
って 唐十郎さまの
『ひやりん奴』
みたいな タイトルだね」
「ぼく 前説、
清水宏さまが 狭いところを 入っていくところしか 見れなかった
んだけど、
(清水宏さま、セリフもいちいち イニシャルにして おっかしかった~)
やっぱ 名古屋の オバチャンで
『あんたたち 何?
何しに来たの?
え、ミュージカル?』
って やってほしかったな~」
と おしゃれな店内で 心の内を 吐露
していました。
初演で 関谷春子さまに ほれた ご主人さま
「あれだけの 美声と高音、
『オペラ座の怪人』の クリスティーヌ
も やってほしい!」
それにしても 「UCC(ウッシッシ)」
チラシだと「UGC」(原作も「UGC」) なんですが、
この際
「UCC」に 協賛についてもらって
「UCC協賛ミュージカル
『ユーリンタウン』」!
と 冠公演にし、
「上島珈琲店
なら トイレが キレイですよ!」
「しかも 無料で 使えます!」
と さりげなく 客出しの際に 宣伝
してくだすっても かまいませんのよ!
さらに上島珈琲のお嬢さんを ホッピーちゃん役に
するとかね!
または先日亡くなった 座・高円寺 館長
斎藤燐さんを しのんで タイトルを
『ユー燐タウン』にするとか。。。
観に行ってきました。
2年前の 初演を
ご主人さまの 口コミで 当日券に並んで観に行った際
フラットな客席の後ろで ぎゅうぎゅうで 観て
今回は ゆっくり観たくて 前売を買ったら
非常に トイレに近い
ベストポジション!
ユーリンタウンに 住んでいたら
いったい いくら とられるんだろう・・・
という くらい トイレが近い わたくしにとって
トイレに近い
通路際
こそ よい お席!
見目麗しい
美しいおみ足 まるだしの 婦人警官が
命令口調で 座席案内 してくださるのも
一興です。
「初演で あの美脚警官を観てから
『あの服装で 少女時代の 美脚ダンス
してくだされば いいのに』
と 思っています」
という ご主人さまの 妄想が よりいっそう かきたてられていそうッ。
そして
開演前に 受付のお姉さんに
「早めに客席についたほうがいい」ことを 確認し
早々にトイレに行き 客席で準備しておりましたところ
清水宏さまが
いつもの オラオラ口調で 登場し
客の 温めを ご担当!!!
しみひろ様の 押し売り前説、
「ミュージカルを観たことがない
演劇の客
の お前らに
拍手のタイミングと
キレのいい 拍手の終わらせ方
を レクチャーする!」
流山児★事務所の客、
小劇場中の 小劇場なんか 観に来る
演劇の客
は
ミュージカルなんか 観たこと ないだろ
演劇 オエッ
(ああ・・・しみひろ様のエジンバラ凱旋公演、予約しなきゃ!)
と いわんばかりに・・・。
そして「男の歓声がほしいんだ」
「じゃあ男性だけ 練習だぁ~」
と 男性客だけ 拍手と歓声を強要し、
「そこの人、あなたみたいな人に
歓声をあげてほしいんだ!」
と 紳士を 指名、
(出た、恐怖の マンツーマン指導!!)
突然 一人で やらされたわりに
その 紳士、
持っていた紙を ぐしゃっと 投げ捨てて
「ワーオ!!!」
と 拍手!
仕込みっぽくはなかったので 紳士、
しみひろ様の前説ぶりに 魅了
されてしまったのでしょうか。
さて わたくし
この 流山児★事務所の『ユーリンタウン』は
テーマ曲「Urinetown」の合唱のみでも
泣けてしまうくらい
初演で 心 わしづかみに
されたのですが
今回は なんか
無駄
が 削られていて
(大久保鷹さまの 死ぬシーン
が もっとあったような気がするのに
カットされてる?)
より シャープに
しかし
帝劇では出せない
「生の貧乏人感」
に あふれていました。
流山児★事務所の 皆様の
汚らしさと 力強さ!
本当に この世が
公衆トイレでしか 用を足せなくなり
トイレ使用料金を 徴収されることになったら
まず 払えなくなるのは
オレタチだ!
という
これがオレタチのブロードウェイミュージカルだ!
感 いっぱい!
その 貧乏リアリティが
「トイレ流すなら 下水再利用
とか
水を使わない トイレとか
いくらでも なにか方法がありそう」
「いくら人間の生理が 排泄のほうが ガマンできなくても
水不足なら
飲み水 のほうが 深刻
ではないか」
「風呂は?」
などの 物語の矛盾を 考えずにすみます。
そして 一人だけ 歌が下手な 塩野谷さまも
流山児★事務所の アイコンとして
悪役を 堂々 こなすお姿!
塩野谷さまが 足の甲に
娘・ホッピーちゃんを乗っけて 歩くシーンが 妙に 好き!
ホッピーちゃん役の 関谷春子さまは
一昨年、このミュージカルで
すごく 歌が うまい!
と 感動したのですが、
今回 よりいっそう うまくって 心に響いて
その清楚な 処女っぽさにより
ビンボーと ハートの声 を 聴き合う
「Follow Your Heart」
が
『Spring Awakening(春のめざめ)』の
「The Word of Your Body」
に 聴こえる・・・!
高音の美しさといい 服装といい
身体(ハート)の声を聴くさまといい
まさに ヴェンドラ!
ぜひ 関谷春子さまに
『春子のめざめ』
もとい
『春のめざめ』の ヴェンドラを やっていただきたい!
(春子の正義のめざめ、は、春子も死ぬ、
そこも 性戯にめざめた ヴェンドラっぽいんだよなぁ。。。)
ところで、
流山児さまが 当日パンフレットに
「世界の何処にもない群集革命ミュージカル=『ユーリンタウン2011』
と 書いてらっしゃいましたが、
群集革命ミュージカル
といえば
代表格に『レ・ミゼラブル』が ありますが・・・。
その 証拠に
休憩後 ビンボーたちが
チラシを 配っている
とき
別所哲也さま(ベッチョさま)が 舞台の上で
「Do you hear the people sing?」
を 口笛で 吹いていた
のは、
最前列のわたくしには しっかと 聴こえました。
ああ、
『レミゼ』でも
「Do you hear the people sing?」を 歌いながら
革命決起の際に チラシを配る
よね!
何十回と観ているのに あのシーンだけで 泣けちゃう
もの・・・!
ベッチョさま は
敵の服を着て
革命側に 紛れ込んでいる
のか

(ロクスッポ=ジャン・バルジャン)
と 一瞬 思いました!
さすがわ 劇中でも
チビサリに
「帝劇に 出たこと
あるからって」
と 言われるだけ あるわ、バルジャン・・・。
なので、その チビサリが
ガブローシュ
に 見える!
(しかし チビサリさま、「30過ぎて田舎から上京して・・・」
と つぶやいていた 気が・・・。『邪宗門』!?)
ベッチョさまは 今回 狂言回しなので
生演奏(荻野清子さまらのバンドが最高!)のとなりで リズムをとって 踊っていたりするのですが
「悪役 つまんねー」
「オレだって(関谷さまと)イチャイチャ して~よ~」
「オレだって ビンボーの役 やってたんだぜ」
と ボヤいていて
初めて
ベッチョさま イイッ!
と 思いました。
ベッチョさまも いいのですが
この ミュージカル、ブレヒトの『三文オペラ』っぽく 演出
されていますが
(別所さまが ブラジル版三文オペラ
という キャッチの『オペラ・ド・マランドロ』に出ていたからじゃ ないよ!)
いくら 「The Word of Your Body」みたいな シーンがあっても
白井晃さま演出の『三文オペラ』みたいに
蛍光灯いっぱい の パクリング・ウェイクニング
な 演出もなく
泥臭さが 実に いいです。
「Run, Freedom, Run!」で
ビンボーが トイレのスッポン で 指揮を
はじめるところなんぞ、
流山児★初演にて 泣いてしまった
わたくし、
(このトイレのスッポンは 加納幸和さまのご先祖発明って ホント?!)
今回なぜか ここのシーンで
『ボクたち革命なう。』
などと 頭に浮かんでしまったのは
『ボクたち空港なう。』の 悪影響
でしょうか。。。
さかてようじ様の 日本語台本も 第一原発、どじょう野田 などの 時事ネタが
今年バージョンには 加わっていますが
(津波ツアー は 最初っから ありましたっけ?忘れてしまった・・・)
それが 非常にさりげなく、
さして イヤミもなく、
そのあと
生きるとは「今、生きる権利」「明日の希望を 奪われない権利」
のセリフに うまく つながります。 ←さかて様に関しては 書きたくはないけど
そして なんといっても
浅井さやか様の 訳詞が 素晴らしすぎます。
なんていい訳詞なんだ・・・。
字数も 内容も あさりちゃんの劇団とは大違い。。。
ダンスも 難しいステップではないけど 地面を踏む
その 力強さ・・・!
人間の 生きる 原点を感じます。
水谷雄司さまの セットも いいよなぁ~~~。
座・高円寺の 上も生かし、
そして 下にもぐる あの 子どもの頃の下水道ごっこ、というセリフがしっくりくる仕掛けや
UCCのビルと 公衆便所9
が 表と裏
というのも
正義の表裏一体が 表現されていると 思います。
あの 高い高い 雲をつきぬける とぐろ巻く 光り輝くUCCビルが
Cloud9 ではなく
でもある意味 皮肉にも
一番 天の国に 近い(人を突き落とすというイミで)。
また、
UCCをやっつけて 公衆便所を 無料にしても
悲しいかな、そこも天国ではなく むしろ地獄
という・・・。
2幕では
同時多発 ションベンテロ
が 起きますが(同時多発・・・といっても ほか2つの 公衆便所で不払い発生)
いま ニューヨークなどで
同時多発に 決起する 若者たちにも 重なります。
そして
相手の基地・UCCに ひそんで 偵察してきた
チビサリ、やっぱり ガブローシュっぽい・・・。
(ビンボーが死んだ時の
大久保鷹さまの お迎え
も 『レミゼ』っぽい・・・)
でも チビサリが 歌うのは
♪子犬だって~
ではなく
「Tell Her I Love Her」。
わたくし この曲
『ユーリンタウン』の中で 一番好き!
No one is innocent
(みんな 罪人)
は
『春のめざめ』の
Guilty Ones
のように、
心に 刺さります。
イノセントで あるつもりでも
それはただの 無知で 現実を見ようとしないがために
誰かを傷つけてしまう。
(『白夜行』や『勇者ヨシヒコと魔王の城』の 山田孝之さまの言動のように・・・)
関谷春子さまの
Hopeと Happyの
ホッピーちゃんだって
「I See a River」で
水をほしがる おばあさんたちに
まやかしを 言ったところで
全員滅亡 という サイアクの結果を作ってしまう。
この 結末はホント 皮肉で衝撃的ですが
それこそが 現実なのでしょう。
指導者のまやかし・・・。
どんなに指導者が変わっても 全部の問題を解決などできない、
理想だけでは みんなにとって 住みよい街なんか できない。
それが
No one is innocent
(みんな 罪人)
の 答え なのでしょうか?ビンボー・・・。
ところで流山児★事務所での初演時、
肝心のところで 声がかすれていて 声量の足りなかった
ビンボーが
今回 歌がうまくなって
若干 ハンサム度も 増したと 思ったら
別人(今村洋一さま)
でした。
もし これを 東宝でやるとしたら、
藤岡くん
に なるのでしょうか

ベッチョさまに おかれましては
帝劇→流山児★事務所
と きたからには
ゴキブリコンビナート『おから大好き』
で
ゴキコン俳優 ベッチョ哲也さまと 組んで
いただきたい!
と 終演後、高円寺 生パスタ「ソナチネ」http://sonatina.jimdo.com/
にて ご主人さまと 話していたら
(個人的には「ミート屋」より おいしく、
サラダのドレッシングも、玉ねぎとキャベツをすったものだそうで 凝ってる!)
ご主人さま
「『おから大好き』
って 唐十郎さまの
『ひやりん奴』
みたいな タイトルだね」
「ぼく 前説、
清水宏さまが 狭いところを 入っていくところしか 見れなかった
んだけど、
(清水宏さま、セリフもいちいち イニシャルにして おっかしかった~)
やっぱ 名古屋の オバチャンで
『あんたたち 何?
何しに来たの?
え、ミュージカル?』
って やってほしかったな~」
と おしゃれな店内で 心の内を 吐露
していました。
初演で 関谷春子さまに ほれた ご主人さま
「あれだけの 美声と高音、
『オペラ座の怪人』の クリスティーヌ
も やってほしい!」
それにしても 「UCC(ウッシッシ)」
チラシだと「UGC」(原作も「UGC」) なんですが、
この際
「UCC」に 協賛についてもらって
「UCC協賛ミュージカル
『ユーリンタウン』」!
と 冠公演にし、
「上島珈琲店
なら トイレが キレイですよ!」
「しかも 無料で 使えます!」
と さりげなく 客出しの際に 宣伝
してくだすっても かまいませんのよ!
さらに上島珈琲のお嬢さんを ホッピーちゃん役に
するとかね!
または先日亡くなった 座・高円寺 館長
斎藤燐さんを しのんで タイトルを
『ユー燐タウン』にするとか。。。