五反田団といわきから来た女子高生
『あらわれる、飛んでみる、いなくなる。』
を 観に行ってきました。
アトリエヘリコプター・・・
っていうか 前田司郎さまの ご自宅工場には
第1回 新年工場見学会以前の発表会も含めて
何度も 行ったことがあるというのに
いまだに 行き方が わからず
まず ゲートシティ大崎の中で 迷子になり
サンクス
を 見つけられず
別の出口から出たら
環状なんとか線
に 出てしまい、
戻って ようやっと 近くの am/pmまで まぐれで来れたものの
3つ別れの道 どこに行っても 見覚えがなく、
有楽町にいるご主人さまの ケータイに 電話して
「わたくしは いま どこですか」
と ほざいたあげく 道をナビしてもらい
40分の迷子のすえ 汗だくで たどり着いたのでした。
ご主人さまに電話がつながらなかったら
間違いなく わたくし 五反田で いきだおれ
に なっていたと思います。
パソコンおたくの ご主人さまは
わたくしの ノートパソコンが メーカーでも直せず、初期化といわれても
分解して ハードディスクの中身を ご主人さまの自作パソコンに
吸い出してくれて、しかも わがパソコンのハードディスクを 2分割して
性能をあげてくれたよね・・・。
I die without you・・・。
最近、五反田団のHPに
「公演をドタキャンする人がいる」って 書いてあったけど
たぶん、そのうちの1~2人かは ドタキャンじゃなくって
迷子で行けれない
んだと 思います。
わたくしも 地図を 出してくるべきでしたが
途中、
「そうだ、予約確認メールに 会場の電話番号が 書いてあるかも」と思ったら 書いておらず、
周囲にも わかりそうな人が 歩いていない
あの 絶望感ったら ないです。
もう、以後絶対 地図を出してきます・・・(反省)。
さて、
五反田団といわきから来た女子高生『あらわれる、飛んでみる、いなくなる』
は、
先週土曜日の 母校英語劇部さまに引き続き
またも 現代女子高生の フレッシュな演技を 目の当たりに いたしました。
(パンフレットに 当たり前のように 書いてある
J.K.って 女子高生って 意味なんですね!)
最近の前田司郎さまの 演劇って
「死」を テーマにしているものが 多い気がしますが、
東京芸術劇場小ホールにて 10月に再演される
『生きてるものはいないのか』へも、
「実はこの世も人が死んでいくだけの世のような気がします。
生まれたとたん死にはじめ、死ぬまで生きるだけの生なのに、
こんなに必死に生きているのがなんだか凄いように感じ、この戯曲を書きました」
と、
寺山修司さまか
という 所感を述べてらっしゃいますし・・・。
司郎さまの司(死)は 寺山修司さまの司(死)!
この いわき女子高生のお芝居は
「女子高生よ、
明日死んじゃうかもしれないけど どうする?」
答え:
「別に」
という お芝居だったように お見受けしました。
チラシにも 書いてありましたが
「とある高校の生徒達が放課後残って
野球部の応援練習について相談していると
隣町(福島県)にマソンと呼ばれる 巨大な生き物が現れ
隣町は崩壊寸前になるのですが
私たち女子高生は、それどころじゃないくらい
色々考えることや やることが
あるのだ、
私たちには それよりも大変なことがあるのだ」
という お芝居で、
私たちは 私たちで やることがあるのよ
明日の生活は破壊されるかもしれないけど
今日の生活は破壊しない、
私たちは 自分の信じた道を行く、
と 書くと カッコいいけど
・高校野球の応援の練習にかこつけて カラオケに行く子(2人)
・同じ男の子を好きになって 直球対決する子(2人)
・7歳の 顔も知らない 鍵っ子のメルトモを助けに行く子を 無免許運転で送る子、
鍵っ子の気持ち代表の子(3人)
・自分の心の乱れが原因で暴れている?マソンを鎮めに 自転車で 神社に行く子(1人)
という 8人は
自分にしかわからないかもしれない
他人には 常識的にわかりづらい それぞれの正義があり
でも
どういう状況だって
今日は 今日しかない
というのは 同じ、
今日やりたいことは 明日には 持ち越せないんだ、
それを いま 女子高生である彼女らが
住んでいる いわきの なまり そのままに 表現する・・・
その姿は まさに
NO DAY BUT TODAY!
彼女らなりの
「今日しかない」
という 表現が これであり、
今しか それができない
から
今、東京に 来て やろうよ
と その姿を 前田司郎さまが 受け止めて 可能性を拡げた・・・
まあ、
東京(うちの劇場)で やりなよ
うちに 泊まりなよ
という 甲斐性があるから 言えること ですが!
でも 女子高生の ありのままを
自然に表現、
自然に演技って
当人であっても できそうで できない
それを 引き出すのも 難しい
と思うのですが、
そこは 前田司郎さま、
凡庸な言い方ですが 8人8様の 個性を それぞれの花で咲かせて らっしゃいました。
そもそも・・・
なまり萌え
しますね!!
いわき弁の 口当たりのよさ、
耳当たりのよさは フランス映画の会話劇シーンを 観ているようでした。
とくに ゆーみん こと 大島由美さまの なまり、
ポリリズムへの 執拗な こだわり、
pabo なはずが ポリリズムになった瞬間の ピクリ感、
そのわりに
「同じリズム 続くけど
テクノポップだから」
と テクノポップへの 誤解発言、
環境問題へ アツすぎて
高校野球の 応援の歌詞なのに
♪レジ袋 いりません
と 絶対 入れたい という発言、
それに 対し
「ソロで やって」
と 提案されて 「うん・・・」と その提案を飲む姿が
こたえられませんでした。
(人の修羅場を見ながら 友達に 微妙に足りない数の お菓子を配って
友達が その 包み紙を落としたのを 拾う姿も よかったです)
ちなみに わたくしなら
♪アゴラ式 いりません
と あの 終了チラシ込みの 分厚い 束は
観客に持たせず そのまま リサイクルに出すよう 提案 申し上げます。
(え、劇場で捨てると大変だから 観客に持たせているから 逆に エコなの?)
野球部の 鹿野くんをめぐっての
バレンタインに告白した 神白仁美クンと
ずっと前から鹿野くんの彼女の 根本由佳クンとの
いわき版『ゼリーの空間』的な 攻防、
マソン研究家の 校長先生への インタビューDVDを観ながら
校長先生は マソンなんか 知らないって言ってるのに
「言わないのが なによりの証拠」
と決め付ける 妙な 断定の 女子高生たち、
ラストは、
ジャスの 無免許運転への妙な自信、
ゆーみん、自転車が おぼつかず・・・というところに
なんか 無免許の車3人と ゆーみんは 目的地にたどり着く前に 死ぬのかも
と 思わせ
女子高生たちの 「今日」の 終わりが始まるというところで エンディング、
ああ、
なんともいえない 役者の味を 堪能、
劇場出口では
「ありがとうございました!」と
さわやかに 女子高生たちに 送ってもらいました。
なんか、こういうの・・・
彼女らの 今のその瞬間に いられたこと、
うれしく なるよね!オトナとして!!
いいな~
演劇が 教育の一環、しかも 五反田団
というのも 面白くて うらやましいけど、
わたくし、
東京に出てくる子の思い
というのを 経験したことがないので
ほんとうに ワクワク するんだろうな~
受験 真っ只中でも 絶対に やって 良かった っていうのが わかります。
自炊でサポートしてくれる 先生も いいな~。
個人的には このあいだの 五反田団本編の 前田司郎さまの趣味が強くて ちょっと 見せ場が オトナの小賢しさすら感じる芝居より ずっと 後味が 良い 芝居でした。
それにしても 前田司郎さまが いわきで 未来ある女子高生の フレッシュな感覚に 演劇教育を なさっているとは!
さすがわ 岸田戯曲賞を 取った 先生
ですな、
司郎めが・・・。
そして 帰りも
迷いながら なんとか大崎駅に 到着・・・
この迷い方、新年工場見学会も あぶない!
やはり 地図をプリントアウトしてくる必要性を 痛感しました。
(新年工場見学会、そろそろ日程発表 おねがいします!
・・・日曜日 19時の回があると 助かる!)
そして うどん大好きな わたくしは
大崎ニューシティの「四国」にて
かきあげおろし生醤油うどん
を
生すりおろししょうが たっぷり、
ねぎ たっぷり トッピングしながら
その もちもちした麺を いただきました。
かきあげも うどんも 美味!
唯一の欠点は すだち が 半かけでは 足りない!
すだち を 箱買いしている わたくし、
MYすだち
を 持参したくて たまらなかった
ですっ
●11月4日、おすすめ芝居更新しました
●REALTOKYOSTAGE欄に、
東宝『RENT』・三土幸敏・碓井清喜二人発表会『息吹』・毛皮族のお気楽軽演劇シリーズ第3弾!!『大好き!! 5つ軽演劇ちゃん』・劇団たいしゅう小説家presents 空間ゼリーの『夏の夜の夢』
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『あらわれる、飛んでみる、いなくなる。』
を 観に行ってきました。
アトリエヘリコプター・・・
っていうか 前田司郎さまの ご自宅工場には
第1回 新年工場見学会以前の発表会も含めて
何度も 行ったことがあるというのに
いまだに 行き方が わからず
まず ゲートシティ大崎の中で 迷子になり
サンクス
を 見つけられず
別の出口から出たら
環状なんとか線
に 出てしまい、
戻って ようやっと 近くの am/pmまで まぐれで来れたものの
3つ別れの道 どこに行っても 見覚えがなく、
有楽町にいるご主人さまの ケータイに 電話して
「わたくしは いま どこですか」
と ほざいたあげく 道をナビしてもらい
40分の迷子のすえ 汗だくで たどり着いたのでした。
ご主人さまに電話がつながらなかったら
間違いなく わたくし 五反田で いきだおれ
に なっていたと思います。
パソコンおたくの ご主人さまは
わたくしの ノートパソコンが メーカーでも直せず、初期化といわれても
分解して ハードディスクの中身を ご主人さまの自作パソコンに
吸い出してくれて、しかも わがパソコンのハードディスクを 2分割して
性能をあげてくれたよね・・・。
I die without you・・・。
最近、五反田団のHPに
「公演をドタキャンする人がいる」って 書いてあったけど
たぶん、そのうちの1~2人かは ドタキャンじゃなくって
迷子で行けれない
んだと 思います。
わたくしも 地図を 出してくるべきでしたが
途中、
「そうだ、予約確認メールに 会場の電話番号が 書いてあるかも」と思ったら 書いておらず、
周囲にも わかりそうな人が 歩いていない
あの 絶望感ったら ないです。
もう、以後絶対 地図を出してきます・・・(反省)。
さて、
五反田団といわきから来た女子高生『あらわれる、飛んでみる、いなくなる』
は、
先週土曜日の 母校英語劇部さまに引き続き
またも 現代女子高生の フレッシュな演技を 目の当たりに いたしました。
(パンフレットに 当たり前のように 書いてある
J.K.って 女子高生って 意味なんですね!)
最近の前田司郎さまの 演劇って
「死」を テーマにしているものが 多い気がしますが、
東京芸術劇場小ホールにて 10月に再演される
『生きてるものはいないのか』へも、
「実はこの世も人が死んでいくだけの世のような気がします。
生まれたとたん死にはじめ、死ぬまで生きるだけの生なのに、
こんなに必死に生きているのがなんだか凄いように感じ、この戯曲を書きました」
と、
寺山修司さまか
という 所感を述べてらっしゃいますし・・・。
司郎さまの司(死)は 寺山修司さまの司(死)!
この いわき女子高生のお芝居は
「女子高生よ、
明日死んじゃうかもしれないけど どうする?」
答え:
「別に」
という お芝居だったように お見受けしました。
チラシにも 書いてありましたが
「とある高校の生徒達が放課後残って
野球部の応援練習について相談していると
隣町(福島県)にマソンと呼ばれる 巨大な生き物が現れ
隣町は崩壊寸前になるのですが
私たち女子高生は、それどころじゃないくらい
色々考えることや やることが
あるのだ、
私たちには それよりも大変なことがあるのだ」
という お芝居で、
私たちは 私たちで やることがあるのよ
明日の生活は破壊されるかもしれないけど
今日の生活は破壊しない、
私たちは 自分の信じた道を行く、
と 書くと カッコいいけど
・高校野球の応援の練習にかこつけて カラオケに行く子(2人)
・同じ男の子を好きになって 直球対決する子(2人)
・7歳の 顔も知らない 鍵っ子のメルトモを助けに行く子を 無免許運転で送る子、
鍵っ子の気持ち代表の子(3人)
・自分の心の乱れが原因で暴れている?マソンを鎮めに 自転車で 神社に行く子(1人)
という 8人は
自分にしかわからないかもしれない
他人には 常識的にわかりづらい それぞれの正義があり
でも
どういう状況だって
今日は 今日しかない
というのは 同じ、
今日やりたいことは 明日には 持ち越せないんだ、
それを いま 女子高生である彼女らが
住んでいる いわきの なまり そのままに 表現する・・・
その姿は まさに
NO DAY BUT TODAY!
彼女らなりの
「今日しかない」
という 表現が これであり、
今しか それができない
から
今、東京に 来て やろうよ
と その姿を 前田司郎さまが 受け止めて 可能性を拡げた・・・
まあ、
東京(うちの劇場)で やりなよ
うちに 泊まりなよ
という 甲斐性があるから 言えること ですが!
でも 女子高生の ありのままを
自然に表現、
自然に演技って
当人であっても できそうで できない
それを 引き出すのも 難しい
と思うのですが、
そこは 前田司郎さま、
凡庸な言い方ですが 8人8様の 個性を それぞれの花で咲かせて らっしゃいました。
そもそも・・・
なまり萌え
しますね!!
いわき弁の 口当たりのよさ、
耳当たりのよさは フランス映画の会話劇シーンを 観ているようでした。
とくに ゆーみん こと 大島由美さまの なまり、
ポリリズムへの 執拗な こだわり、
pabo なはずが ポリリズムになった瞬間の ピクリ感、
そのわりに
「同じリズム 続くけど
テクノポップだから」
と テクノポップへの 誤解発言、
環境問題へ アツすぎて
高校野球の 応援の歌詞なのに
♪レジ袋 いりません
と 絶対 入れたい という発言、
それに 対し
「ソロで やって」
と 提案されて 「うん・・・」と その提案を飲む姿が
こたえられませんでした。
(人の修羅場を見ながら 友達に 微妙に足りない数の お菓子を配って
友達が その 包み紙を落としたのを 拾う姿も よかったです)
ちなみに わたくしなら
♪アゴラ式 いりません
と あの 終了チラシ込みの 分厚い 束は
観客に持たせず そのまま リサイクルに出すよう 提案 申し上げます。
(え、劇場で捨てると大変だから 観客に持たせているから 逆に エコなの?)
野球部の 鹿野くんをめぐっての
バレンタインに告白した 神白仁美クンと
ずっと前から鹿野くんの彼女の 根本由佳クンとの
いわき版『ゼリーの空間』的な 攻防、
マソン研究家の 校長先生への インタビューDVDを観ながら
校長先生は マソンなんか 知らないって言ってるのに
「言わないのが なによりの証拠」
と決め付ける 妙な 断定の 女子高生たち、
ラストは、
ジャスの 無免許運転への妙な自信、
ゆーみん、自転車が おぼつかず・・・というところに
なんか 無免許の車3人と ゆーみんは 目的地にたどり着く前に 死ぬのかも
と 思わせ
女子高生たちの 「今日」の 終わりが始まるというところで エンディング、
ああ、
なんともいえない 役者の味を 堪能、
劇場出口では
「ありがとうございました!」と
さわやかに 女子高生たちに 送ってもらいました。
なんか、こういうの・・・
彼女らの 今のその瞬間に いられたこと、
うれしく なるよね!オトナとして!!
いいな~
演劇が 教育の一環、しかも 五反田団
というのも 面白くて うらやましいけど、
わたくし、
東京に出てくる子の思い
というのを 経験したことがないので
ほんとうに ワクワク するんだろうな~
受験 真っ只中でも 絶対に やって 良かった っていうのが わかります。
自炊でサポートしてくれる 先生も いいな~。
個人的には このあいだの 五反田団本編の 前田司郎さまの趣味が強くて ちょっと 見せ場が オトナの小賢しさすら感じる芝居より ずっと 後味が 良い 芝居でした。
それにしても 前田司郎さまが いわきで 未来ある女子高生の フレッシュな感覚に 演劇教育を なさっているとは!
さすがわ 岸田戯曲賞を 取った 先生
ですな、
司郎めが・・・。
そして 帰りも
迷いながら なんとか大崎駅に 到着・・・
この迷い方、新年工場見学会も あぶない!
やはり 地図をプリントアウトしてくる必要性を 痛感しました。
(新年工場見学会、そろそろ日程発表 おねがいします!
・・・日曜日 19時の回があると 助かる!)
そして うどん大好きな わたくしは
大崎ニューシティの「四国」にて
かきあげおろし生醤油うどん
を
生すりおろししょうが たっぷり、
ねぎ たっぷり トッピングしながら
その もちもちした麺を いただきました。
かきあげも うどんも 美味!
唯一の欠点は すだち が 半かけでは 足りない!
すだち を 箱買いしている わたくし、
MYすだち
を 持参したくて たまらなかった
ですっ
●11月4日、おすすめ芝居更新しました
●REALTOKYOSTAGE欄に、
東宝『RENT』・三土幸敏・碓井清喜二人発表会『息吹』・毛皮族のお気楽軽演劇シリーズ第3弾!!『大好き!! 5つ軽演劇ちゃん』・劇団たいしゅう小説家presents 空間ゼリーの『夏の夜の夢』
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