ここでは「行動は考え方に影響される」というお話をしていきたいと思います。
考え方が行動に影響する例です。
例えばコーヒーを飲む際、コーヒーを飲むという人と、飲まないという人がいます。
これはどのような事が影響したのでしょうか?
コーヒーを見た際、行動としては、「飲む」か「飲まない」しかありません。それらを決定づけたのはどのような影響があったのでしょうか?
「コーヒーを飲む」という行為をなされた方は、「おいしそう・体によさそう」といった、考え方をしているはずです。
一方「コーヒーを飲まない」という行為をなされた方は、「まずそう・危険だ」といったような考え方をなされたことだと思います。
このように「コーヒーをみる」と状況的には同じような状況でも、考え方によって、行動は変化してくるのです。
しかも普段この考え方はほとんど意識しません。「なんとなく」とかあるいは「全く意識していない」という形です。
しかし行動というのは、このように「考え方」に影響されますので、自身の考え方を認識するのは重要なことではないでしょうか?
逆にいうとこの考え方を意識しなければ、自身の行動の原因がわからず、結果として行動が変わらず、結果として生活自体も変わりません。
人生は選択の連続であり、そしてその選択は行動からもたらされるのです。
別件ですが、考え方からふと沸き起こる考えのことを心理用語では自動思考とよびます。