前の記事の続きで、原鉄道模型博物館の2つのジオラマのところから。
こちらは「いちばんテツモパーク」という世界最大級のレイアウトだそう。
確かにお大きいので、全体像が撮りにくい。
崖や緑豊かな丘があったりと。
初めて見たときも驚いたけれど、2度目でも驚いてしまう。
あまりにも広く、精密なので。
こちらはパリのリヨン駅をイメージしているとか。
夜になると街灯りが美しい。
駅の灯りも素晴らしい。
夕暮れから、夜、そして朝焼けのグラデーションにも見とれる。
ミニチュアのお人形さんたち、それぞれに物語があるみたい。
暗さに強いiPhoneだけれど、人物はどうしても小さく撮れてしまう。
海沿いも線路が通っている。
暗いとどうしても動いているものが、ぼやけて撮れてしまう。
それも悪くないけれど。
実は私、この写真の隣の席で模型を操縦をしてみました。
スタッフさんに「操縦体験をしてみますか?」と聞かれ、私には難しそうと思って最初は断ったけれど、スタッフさんが教えてくれるとのことで、操縦してみました。
操縦席は実際に使われていたものだそう。
それを模型用にしている。
操縦は右手にブレーキのレバーがあり、左手にアクセルのレバーがある。
まず、ブレーキを解除して、その後アクセルのレバーをぐっと回し、時速90kmになるとそのまま動くのでそこでアクセルを離す。
駅に近づくときは、ブレーキレバーをぐっと引く。
そのタイミングはスタッフさんが教えてくれるので、確かに私でも操縦できた。
それを3周する。
最後は駅に停車して終わるという。
目の前のモニターに先頭車輌目線の映像が流れ、リアルに風景が動くのでとても楽しかった。
スタッフさんもとても親切で丁寧で。
こちらのスタッフさん、みなさん親切。
冊子を持ってきてくれたりと。
「ジオラマの中にあるものを探してみよう」という内容の冊子。
オペラグラスを使わないと探しにくいけれど、このジオラマの中に原館長や、ネッシー、オオサンショウウオ、雪男、ロッククライマー、怪しい男たちがいるという。
そういうのを探していたら、かなりの時間がかかると思う。
その冊子には「列車が動くと信号が変わる」と紹介されていたり。
その瞬間は私は見ていなかったけれど、確かに暗いと信号が目立っている。
iPhoneだとどうしても近くを撮ってしまう。
遠くを撮るとこんな感じ。
ということで、明るいときを狙って望遠でも撮ってみた。
それでも「ストロボをつけてください」とカメラからずっとメッセージが出ていた。
暗いとそれはそれで、味があるかも。
動いているものは、暗がりだとどうしてもぼやけちゃう。
ミニチュア人形を撮るのは、望遠だと楽しい。
機関庫も撮れて嬉しい。
トーマスの世界だわ。
駅にいる人たち。
走っている模型を何度も撮ったけれど、ほとんどボケちゃってた。
これがまだましな感じ。
通常、鉄道模型はレールから電気を取るけれど、原鉄道模型は本物のように電線から電気を取っているので、線路越しを撮ろうとすると電線が写り込んでしまう。
また、原鉄道模型は、本物の鉄道と同じようにレールの上を鉄の車輪で走っているので「ゴトンゴトン」というリアルな音が聞こえるのだそう。
望遠カメラじゃないとわかりづらかった世界。
ミニチュア人形を撮るのが、めっちゃ楽しい。
このために2、3時間は使いそうなのでほどほどにした。
立体交差もリアル。
丘の上の人。
モネの絵みたい。
ミニカーもオシャレでかわいい。
夕景はロマンチックに。
こちらの人たちも気になる。
ちゃんと物語になっている。
崖の上にいた人たちからは、メッセージが。
母の日の展示のよう。
ひらがなの「ありがとう」は肉眼でも見えたけれど「愛してる」とも書いてあったとは。
洗濯物を干す風景。
こちらはボケちゃったけれど、ボツにしたくなくて。
なんとなくわかるかな。
カヌーをこぐ人たち。
夜になったら、ここでホタルが光るみたい。
夜のときに見逃してしまった。
うまく撮れたと思ったんだけれどね。
この目でしっかり見たから、いっか。
こちらもうまく撮れたと思ったんだけれど、わかりづらいかも。
機関車が転車台で向きを変えているところね。
ダイナミックなアーティスト。
この風景にドラマを感じてしまう。
クラシックで美しい機関車たち。
これ、何度も撮ったけれどうまく撮れなくて。
ロープウェイが移動しているのに気づいたのが、遅くて。
ピントを合わせようとすると進んじゃうという、わりと速めなロープウェイ。
こちらはもうひとつのジオラマ。
横浜ジオラマ。
実は、2つのジオラマはすぐ近くなので、空の様子が変わったりするのを見計らって、行き来していました。
みなとみらいが背景にあるけれど、実際の位置関係とは違っている。
比率もちょっと違うかな。
桜木町駅。
壁には横浜駅の変遷を紹介している。
こういう駅舎だと、出勤するときの気分が違ってきそう。
段々とシンプルになってきた感じ。
暗くなるとこんな感じ。
マリンタワーが高すぎて見えたので、一瞬スカイツリーかと思った。
山手駅方面にトンネルがあるよね。
段々と明るくなってきた。
空の色の変化を撮ってみた。
夜が開けると鶏が鳴いたり、汽笛が鳴ったり、始発電車が動いたりと、一日の始まりを音でも感じる。
夕方に走る列車の灯りに見とれる。
こちらでも望遠で撮ってみた。
みなとみらいがあると思えば、昔の風景も。
最近はこういうタクシーを見るのが少なくなってきたね。
黒塗りのロンドンタクシーみたいなのが、主流のようで。
中華街もある。
「世界一のブタまん」とかって、リアル。
中華街のドラの音なども聞こえたりする。
キングの塔とベイブリッジ。
実際と位置がだいぶ違うけれど、それでもこの再現度は素晴らしい。
今と昔が一緒に表現されている。
走っているのは京浜東北線。
エースのドームかな。
神奈川県立歴史博物館というよりも、旧横浜正金銀行本店のよう。
横浜って、わりと山とか緑が多いのよね。
庭園なのかな。
これ、すごいと思った。
中華街なのだけれど、音楽とともに龍が舞っているの。
一部だけれど、その辺の人形が動いていたりして、お祭り感が出ている。
それに気づくのが遅くて…
夕景になってしまった。
どんどんと日が暮れてボケ度が増しているけれど、それもいいかも。
この動きにちゃんと気づけてよかった。
といっても、2つのジオラマで見逃している所はまだまだありそう。
ジオラマの細かい所まで見ていくとなると、来館する度に発見がありそう。
原信太郎氏のぶっとんだ鉄道好きぶりも面白かったし、模型の操縦も楽しかったし、ジオラマのドラマ探しもなかなかで、原鉄道模型博物館を堪能しました。
行きに撮りそびれた博物館の入口。
入口というか、2階へのエスカレーター。
小雨と強風がすごかったので、入るときには撮らなかったビルの外観。
日産本社ビルの隣りの三井ビル。
鉄道博物館をイメージするオブジェ。
横浜駅から徒歩数分で行けるので、立地もよく。
入館して本当によかった。
ではでは、こちらはこの辺で