もっとあぶない刑事 第1話「多難」 | ちょっとしたこと

TVerで「あぶない 刑事」の傑作選があるとのことで、1話を見てみました。


あぶない刑事

 

私が見たのは「もっとあぶない刑事」の第1話。

「多難」というだけあって、次々と難題が出てくるのだけれど。

ほんっと多すぎ。

 

こうして見ると、80年代後半の中区の様子がわかって面白い。

当時の建物とか、その当時のオシャレ感とか。

刑事が公衆電話から、署に連絡しているのも当時ならでは。

警察車両についている電話もやたらと大きいし。

 

キャストの服装も面白い。

主役二人の肩パッドもすごいけれど、女性陣の衣装も激しめで。

 

冒頭で気になったのは、刑事たちが普通に喫煙していたこと。

それがその後の「禁煙」の流れに続くとは。

確かにその頃から、公共施設や社内での禁煙運動が出てきたような。

 

全体的に、ありえないくらいの展開やカーアクションが多いけれど、それでこそ「あぶ刑事」なのでしょうね。

拳銃でタイヤを打ったくらいで、天地が逆さまになるほど車って横転するのかな。

 

それで容疑者が怪我をしたら、大変よね。

と思っていたら、取調室で刑事が普通に容疑者を殴っちゃってた。

効果音が大袈裟で。

 

てか、容疑者も簡単に口を割りすぎ。

黙秘権とか出しちゃったら、ドラマにならないのはわかるけれど。

刑事に殴られただけで口を割るなんて、悪人のくせに根性ねーなって思った。

 

まあ、こういうトンデモな世界観のドラマにツッコミを入れちゃうのもなんだけれど。

刑事が銃を撃ちまくるって、すごいよね。

私なら、犯人が自分に向かって撃ってきたら、凍りついて動けなくなると思う。

それが昭和や平成初期の刑事ドラマのすごいところ。

バンバン撃っちゃう。

刑事も無鉄砲というか。

まあ、大勢殉職しちゃうドラマもあったけれど。

 

地味に楽しいのは、本牧ふ頭周辺が出ていること。

エンディングでは、昔のガントリークレーンが見られたし。

撮影協力に日産自動車本牧専用埠頭って書いてあったので、やはりと思った。

あの敷地は半端ないくらいに広いみたい。

思えば、主役たちがレパードで走りまくるのだから、日産系列の敷地内は都合がいいわけで。

 

そういえば、私が横浜の倉庫街のことを知ったのは、このドラマのおかげでした。

当時は本牧や伊勢佐木町をオシャレな街と思っていたっけ。

なんだかしみじみと時代を感じるなぁ。

 

 

ではでは、こちらはこの辺でクローバー