現在、根岸なつかし公園にある旧柳下邸で、端午の節句の五月人形が飾られているとのことで行ってみました。
ツツジが咲いて、春を感じる。
今回はお庭を見ながら、柳下邸に行こうかと。
ツツジが見頃だし。
見事な牡丹も。
牡丹か芍薬か、私には見分けがつかなかったので、花の名前で検索したところ、こちらは牡丹とのこと。
となると、ここにある他のもたぶん牡丹かと。
ものすごく大輪で彩りもよくて、見とれる。
見事なまでに赤い。
光の加減で、優しくも見える。
こちらはまだつぼみだけれど、この緑の感じもよい。
豪華。
芸術的よね。
こちらも緑の中でアクセントになって、よい。
こちらは玄関だけれど、見学の入り口はこの左手の奥。
こういう何気ない緑やお花もよき。
奥にも牡丹が見えた。
素晴らしい。
「黒弁慶」という名前の牡丹。
黒っぽい牡丹は重厚感がある。
受付をして正面を見ると、もうお飾りが見える。
まずは脱衣室から。
こういう所にも季節のものが飾られていると思うので。
この豪華な絵皿は前からあったか忘れたけれど…
こちらはやはり!
鯉のぼりの手拭いが掛けられている。
こういうさり気ない心配りがいいよね。
入ってすぐに目についた掛け軸とお飾り。
牛若丸と弁慶かな。
大正15年って昭和に近いけれど、近そうで昔のような。
昔のようで、そうでもないような。
存在感がある。
屏風の裏にも模様が。
こういう流し台もステキ。
振り返って、廊下を進む。
こういう飾り方もあるのね…と思った。
「身長をはかってみませんか?」と書いてある。
白木の板に「尺」のメモリも書いてある。
「柱の傷は一昨年の〜♪」的な。
なぜ一昨年なのかは、こういうことだそうで。
ここの柱の傷は毎年恒例のようで、歴代の板が並んでいる。
何気にある炭も気になったりして。
蓮の形をしているので。
こちらは現代風のお顔。
次のお部屋では、兜がたくさん並んでいた。
この棚は趣があっていいなと思ったけれど、通行禁止の意味もあったりして。
横に立派な掛け軸があるし。
牛若丸と弁慶。
このコンビと金太郎のお人形が多い。
金太郎の前掛け。
かわいい。
青い敷物もいいね。
青い鯉のぼりも。
手前右は騎馬隊。
金太郎のポーズは勇ましいけれど、わりと素肌なのが気になる。
柳下邸の改修工事についての紹介。
いろいろと修復したようで。
ここの風景がよかったりする。
かわいい顔をして斧を振り回す金太郎。
こういうさり気ない飾りも好き。
白馬がやたらとかっこいい。
雛人形もすごかったけれど、五月人形もこんなに飾られるとは。
このたいまつって、赤いライトが点くのかな。
赤いわたが炎のように光る感じで。
端午の節句について、日本語と英語で紹介している。
こうして鯉のぼりを飾る発想もすごい。
柏餅が食べたくなった。
吊るし飾りもいいね。
金太郎人形みたいなのもある。
優しいお顔のようで、足の開き具合が勇ましい。
こういう黒地に髭だけの兜って、一瞬驚く。
漫才のツッコミみたい。
この飾り方もすごい。
2階は見学できないので、階段を有効活用している。
洋室。
今回はこちらはシンプル。
窓の景色は華やか。
前にも見たこのオルガン。
ペダルにこういう装飾があったとは。
ふと思ったけれど、ここの部屋って畳が敷かれていたっけ?
一通り見たので、出入り口に戻りお庭の方へ。
お花がとてもキレイ。
これってユキヤナギっぽいけれど、ちょっと違うような。
南国と和の共演みたいな。
新緑にツツジの赤が映える。
ここだけ見ると山奥みたいに見える。
鮮やかなお花も眼福。
お庭もお飾りもとてもよかった。
思っていた以上に五月人形が飾られていたし、鯉のぼりの飾り方もすごいと思った。
* * *
柏餅が食べたくなったので、田邊屋に寄って買っちゃいました。
3種類の柏餅とみたらし団子。
こちらはみそあんの柏餅。
そのみそあんが、穏やかなのだけれどみその風味があり。
みたらし団子は、このこげた部分がめっちゃおいしい。
団子のもちっとした食感もよく。
どちらもとてもおいしかった。
季節を感じる散策と味に大満足。
ではでは、こちらはこの辺で