深い森のみどり色の朝 -8ページ目

深い森のみどり色の朝

人間界の涙は、まだ夜が明ける前の森の中に朝露になって降りてくる。夜のうちに、漆黒の魔法使いが呪文を唱えてくれるからね。 ぼくは、その朝露を瓶に詰めて、シャンプーを作る。特に六月の早朝に。

母が介護保険未加入時期があり、

3割負担なのと、

年金未加入なのと、

介護度5なので、、、

 

施設に入るには20万近く月かかり、

考えてデイサービスを頼んだ。

 

朝行ったら、夕まで誰かの目がある。

お風呂、歯磨きなどもあるし、

遊びなどもある。

 

一日1人で家に寝ているよりも、機能面でも

良いに違いない。

 

朝送り出して、仕事へ行き、夕ご飯を

帰って来た母を出迎えて見守って

更に家へ戻って家事をする。

 

それでも、お互い負担が少ない。

 

でも、母は何度言っても

デーサービスに行くということを忘れ、

そして、支度をして待っていたのに

いざ迎えに来られると、

 

また今度!と言い出して

ついには私を叩いて拒否。悲しい

 

 

一緒に居ると喧嘩になるのと、

母は掃除が嫌いで、

今年ひと夏、仕事を辞めての掃除、しかも

慈善家が片付けて行った通路を辿っての

大掃除を繰り広げた実家。

 

ともかく落ち着かないし、落ち着く場所がまだ無い、

というので、母が退院してから

車中で朝から夕まで待機していた。

 

 

ついに爆発。

 

 

母は店がある、と、自分の仕事の心配ばかりして、

再来年、高校大学同時進学の娘たちのために

必死で働いてきた私の仕事が出来ないことは

眼中にない。

 

 

子供の頃からずっとずっと言いたかったことが

ずっと良い子にして我慢していたことが

50にもなろうとしている自分の口から出るとは思っていなかった。

 

 

お母さんなんて、大嫌い!!

どうして私を産んだの?

生まれ変わりがあるのなら、

絶対に二度と私を産んだりしないで!!

 

と絶叫して家を飛び出した。

 

死んでからでは本人は聞いてくれない。

間に合った。と思った。