ある程度まとめて作ることができ、野菜を手軽にとることができる、重ね煮。

 

キッチン環境が変わったため、毎日の食事の段取りをどうするかを工夫をしなければならない必要に迫られ、
下ごしらえ、ある程度まとめて作っておくことがいかに重要かを痛感する日々を過ごしています。
 
あるもので適当に作っていますが、意外と悩んでいます。
 
野菜も不足しがちなので、野菜不足にならないように、何かできないかな?と思い
久々に定期的に作るようになったのが、重ね煮。
 
重ね煮を知ったきっかけは、福岡時代。10年以上前です。
料理教室か何かの情報で重ね煮を知り、本を買いました。
福岡から東京、東京から関西へ転居する時に色々整理をしたりしていましたが、愛読している料理本の一つです。
 
私が購入したのは、岡山にある自然食の宿「わら」のオーナー 船越さんの著書。
 
本の詳細はこちら→野菜たっぷり 重ね煮レシピ

 

 
楽天やアマゾンも売っていました。
 
他にも重ね煮レシピや本、方法も様々です。
 
砂糖も化学調味料も使わない。 なのに、驚くほどにおいしい重ね煮料理。
本来、野菜が持っている自然の「うまみ」を最大限に引き出してくれる料理法だからです。
根っこや皮やアクさえも、うまみに変えてくれる重ね煮は、まるごと自然のめぐみをいただくために、必要不可欠の方法なのです。
野菜の水分と塩だけでできちゃいます。
 
基本の重ね方のパターンを覚えると便利です。
自然食わらのサイトにも重ね煮の原則について掲載されています。
こちら↓

 

 

私は、
ブナシメジ、干しシイタケを戻したもの
大根
玉ねぎ
人参
の順番で重ねたものを定番で作っています。
その他家にある野菜で作ることもあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
よく使うのが味噌汁、お澄まし、豚汁の具。
 
 
 
あとは、麻婆豆腐、冷やしうどんや冷やしそばの具が多いです。
 
 
様々な野菜の組み合わせで重ね煮もできるので、カレーを始め洋風の料理も作ることができます。
私は豚汁とか肉と合わせていますが、マクロビオテックをされている方にもオススメの「野菜の旨味」を「作り置き」で色々アレンジできるものとして作っておいてストックするのが良いかもしれません。
 
私は色々なものを食べるし、テイクアウトや食べ歩き(今は出来る範囲で慎重に)も大好きですが、自宅にいる時間が多くなり出来るだけ手作りで・・・とは言いつつ、割とサボってたり。
まとめて作っているものをアレンジしながら料理をすると料理の支度にも時間がかからないのがとても良いと思います。
 
マクロビオテックをされていなくても、食のベースとなるものの考え方として知っておくとよい調理法だと思います。
 
もうすこし極めてみたいなあ、重ね煮。