マッシュルームの香りに癒された夜。
最近食べたパスタの中で、最も皿の上で完成されたクオリティの高いものでした。
パスタだけでなく・・・。
身体が元気になりました。
全国各地のその土地ならではの食。
私はふだんからはもちろん、旅先でしか味わえないものも好き。
全国各地の選りすぐりの食材をコース仕立てで楽しめる店があると食通の友人から聞き、一緒に行ってきました。
赤坂にあるクロストーキョー CROSS TOKYO
東京メトロ 千代田線 赤坂駅からすぐの場所にあります。
今回はコースで楽しみました。ファミリースタイルコース 5,800円(税抜)
スープ/前菜/パスタ/メイン/デザート/ドリンクの構成です。
今回はコースで楽しみました。ファミリースタイルコース 5,800円(税抜)
スープ/前菜/パスタ/メイン/デザート/ドリンクの構成です。
最初はグラスシャンパーニュを楽しみました。
芳醇な香りとともに、東京の夜の始まり、ワクワクしてきました。
この時点で、テーブルが丸であり、真ん中が回るタイプのものであることに気づきました。
オリジナルシェアターンテーブルと言われているそうです。
ブイヨン・ド・レギューム
野菜×薬膳×コラーゲンの秘伝のスープ
私自身、漢方薬や薬膳を定期的に取り入れているので好きな味。
癖があるかなと思いましたが、野菜の旨味が溶け込んでいます。
一般的な薬膳スープと言われているものよりは親しまれやすい味と感じました。
野菜は日によって違うとお聞きしたので、スープの味も変わるそうです。
野菜×肉×鮮魚の前菜盛り合わせ サラダバリエ
ハーブヴィネグレット&オレガノ香るバーニャカウダソース
盛り合わせだけでなく、サラダも付いていました。
*写真は2人前です。
2人分の量ですが、食べきるのに時間がかかるボリューム。
ボリュームがあっても、野菜そのものの旨味や肉や魚の味わいが良かったので
最後まで飽きずに食べることができました。
真鯛も食感と風味がとても良い。
鴨のベリーソースは甘いかな?と思ったのですが、鴨の風味を引き出すソース。
しっとりした鴨、メインで味わうのもよさそうと思いました。
フルーティーで甘ったるくないのが好みの味。
ほうれん草サラダ
きのことほうれん草と卵、ベーコンのシンプルな味わいですが、かみしめるたびに
生のほうれん草の旨味が口の中で広がります。
どの野菜も、イキイキした野菜でゆっくり噛み締めたくなる味。
様々なソースもあり、趣向を凝らしたものでした。
クロストーキョー CROSS TOKYOはハーブティーとハーブのお酒が楽しめます。
種類も多いです。詳細はこちら→クロストーキョー CROSS TOKYO ドリンクメニュー
ハーブの酒が好きな私、お店の方にお聞きして、選んでいただきました。
美肌や冷え性改善だけでなく、古来から万病を癒す不思議な力があるとして
重宝されているビワ。ビワ茶は自宅でたまに飲みますが、お酒で味わうのも
良いですね。
甘さは控えめで好みの味でした。
ヨクイニン、しょうが、レモンバーム、オタネニンジン、ケイヒ、秋ウコン、ラベンダー、陳皮などなど
たくさんの種類のハーブのお酒があります。
1つのハーブだけを使ったハーブ酒は800円、複数のハーブを使ったものは1,200円です。
マッシュルーム登場😋
ブログで書いていますが、私はマッシュルームをはじめきのこ類がたまらなく好き。
バターとチキンブイヨンなどで味付けします。
とお聞きしました。
デザート
麺はタリオリーニ。絶妙な茹で方です。
パスタ好きでいろいろ食べ歩いてますが、オーソドックスでありながら個性がある食材が皿の上でまとまり完成されたものに出会うとは、味の新たな発見でした。
鉄板が登場。ハンバーグにグリル野菜。
北海道産赤毛牛×フォアグラのクロスバーグ
〜ハーブの香りと黒トリュフソースで仕上げて
熊本のあか牛をはじめ、赤毛和牛が好きな私。メニューをみて迷わず注文しました。
*コース料金にプラス1,000円で楽しめます。
赤毛和牛は熊本と高知で生まれた牛。最近は北海道
褐毛和種として、黒毛和種、無角和種とともに日本固有の肉用種として昭和19年に認定されています。
最近は脂身が少なく旨味がしっかりある牛肉として注目されています。
和牛のうち黒毛和牛が95%に対し、赤毛和牛はたったの5%と希少です。
熊本のあか牛もですが、こってりすぎなくて旨味がぎっしりつまった赤毛和牛をハンバーグとして
楽しめる一品。
こってりしすぎなに旨味のある赤毛和牛との相性がバッチリです。
少しレアで焼かれているハンバーグですが、旨味があります。
肉質に自信があるからこそ、楽しめるハンバーグだと感じました。
メインは他にも2種類あります。
(肉)スパイスでマリネした鴨肉のロティ ソース ヴァンルージュ
〜里芋のグラタン×茄子のピュレ×牛蒡のフリット
(魚)メカジキの南仏風グリエ ソース・ヴェルジュ
〜南仏バカンス風・秋茄子のバイヤルディとともに
もう、ここまででおなかがはちきれそうなぐらいのボリューム。
デザート
2種類を友人とシェアしました。
クレームダンジュ 洋梨のスパイスロティ添え
ボリュームに驚きましたが、こってりしすぎなくてさっぱりしたデザート。
洋梨とスパイスとも相性が良かったです。
パンプキンパフェ トリュフの香り
みかんのジャム、トリュフアイス、かぼちゃとマスカルポーネのエスプーマで構成されているパフェ。
正直、うわ甘そうっと思ったのですが・・・。
秋の味覚をパフェとして表現していました。
甘さはかぼちゃの甘さ。硬めのチョコレートやエスプーマで食感の変化も楽しめました。
甘いものが苦手な方にも嬉しいものが。プラス500円で本日のフロマージュ盛り合わせも楽しめます。
デザートよりもチーズが好みのひとに良いですね。
ドリンクはオーガニックハーブティーか有機栽培コーヒーが選べます。
私はオーガニックハーブティーを選びました。
ミントとローズマリー入りのハーブティー、デザートとの相性が良かったです。
厳選された食材と、食材の特徴を生かした調理法の料理の数々。
1つ1つのボリュームがすごいだけでなく、味もよく、大満足なコースでした。
実際食事を楽しみ、感じたことは食を軸にし、様々なことをCROSSすること。
席に最初に着いた時の丸テーブル、中華のレストランでよくある形ですが、木目調でスタイリッシュ。
丸テーブルのオリジナルシェアターンテーブル真ん中が回転することで、料理がシェアしやすくとても良かったです。
まさにお店のコンセプトにある「円が縁となり宴となる」という言葉にふさわしい居心地の良い空間づくりの工夫が随所に感じられました。
写真は撮っていませんが、建物の10Fにあるので、窓から見える夜景がまさに東京にいることを実感する素敵な場所です。
ぜひ足を運んでみて楽しんでくださいね。
美味しい食事と旨い御酒を通し、常にヒト・モノ・コトが交差交流(CROSS)できる場所を提案し、その「出逢い」によって築かれた時間の価値を発信する。
スタッフの方に食材をお聞きしたりするひと時もとても有意義でした。
姉妹店Osteria e Vino POROCO ROSSOが福岡市中央区薬院にあり、オープン1年半で最近ランチを始めたとのこと。
福岡に旅行へいく時にチェックしておこう。九州ならではの様々な食が体感できそうですね。
スタッフの方にお聞きしたところ、農園を持っていらっしゃるとのこと。
スタッフみなさんで収穫に行かれたりもするそうです。
全部の野菜ではありませんが、料理に応じて収穫した野菜を使っているとのことでした。
自社農園の野菜だけでなく、全国の生産者の方とのコミュニケーションもされているとお聞きしました。
スタッフの方の話を聞き、いろいろ気になって、クロストーキョー CROSS TOKYOのWebサイトを見ていたら、イベントも定期的にお店で開催されているようです。
昨日は、クマモトナイト!と題したイベントが開催されました。
熊本へ定期的に行っていて、訪れるたびに幅広い食材との出会いが楽しいです。
まだまだ東京で知られていない食材もあるので、もっと都内で食べられる店があればなあといつも思います。
私の大好きな熊本県水俣市のモンヴェール農産の豚肉が昨日のイベントであったのに驚きました。
イベント紹介記事を読み、驚いたのがモンヴェール農産の豚肉。
2008年、福岡在住時に水俣観光をしたときに訪れていて、忘れられない豚肉。
久々にモンヴェール農産のWEBサイトを見た時に、9年前に訪れた時と違い、WEBサイトも店内もリニューアルしてて驚きました。
クマモトナイトのページを読んでいて、文面に「普段のレストランメニューでも提供している」と記載があったモンヴェール農産のモンヴェールポーク。都内で食べられる店を探していました。
次回はモンヴェールポーク、食べに行く予定をたてなくては。
様々な国や地域の食をはじめ文化のよさを伝える食のイベント、定期的に開催されているようなのでWEBサイトをチェックしてみてくださいね。
私たちが帰る夜9時前になると、席はほぼ満席。予約をされてから行かれることをお勧めします。
ランチメニューもあり、こちらも前菜がたっぷり。気になります。
CROSS TOKYO
ジャンル:イタリアン&フレンチ
アクセス:地下鉄千代田線赤坂駅 徒歩1分
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂5-4-7 ヘキサゴンビル 10F(地図)
ネット予約:CROSS TOKYOのコース一覧
周辺のお店:ぐるなび 赤坂×イタリアン(イタリア料理)
*ぐるなびには他にもお得なプランも掲載されています。