ユナイテッド航空328便(乗客231人、乗員10人)は20日、ホノルルに向けてコロラド州のデンバー国際空港を離陸後、右側のエンジンが故障し同空港に緊急に引き返した。郊外の住宅地などには複数の機体の破片が落下したが、けが人の報告はない。
国家運輸安全委員会は、エンジンのファンブレードの1つが根の近くで破損し、もう1本が途中で破損したと述べた。他のファンブレードも損傷したと、NTSBは日曜日遅くに最初のレポートで報告があった。
問題が起きたPW4000系列のファンブレードは内部に空洞があるチタン製です。
FAAは声明で、点検の頻度を増やすと表明したようです。
ボーイング777でこのエンジンPW400-112型を使用しているのは、米国・日本・韓国であり、全1656機の内このエンジンの搭載機は128機(就航中69機待機中59機)とのこと、ユナイテッド航空は24機を運航停止に、日本は日本航空13機と全日空で19機の32機有るが12月4日に発生した同じようなブレード破損事故で既に運航停止中・韓国も運航停止にしたようです。
Engine Failure! - United Boeing 777-200 - FEB 20 2021 - YouTube
今回も人的被害が無かったのは良かったのですが? 問題は、2018年にも全く同じ様な破損事故が起きているのに有効な対策がなされていない事です。どうも米国は自国企業に甘々の様です。
日本で発生した日航機のブレ―ド破損事故後、日本独自に運行停止にしている。
☆ 2018年2月13日に発生したユナイテッド航空UAL1175便 B777エンジンPW4000の事故

ファンブレード10は、根元から&ファンブレード11は、途中から破損している。
NTSBのエンジンファンブレードの一部分析結果
ファンブレードNo.11が各ブレードのベースの間にあるフェアリングの真上の翼を横切って破損している。ファンブレード10は、隣接するトレーリングブレードであり、約ミッドスパンで翼を横切って破損した。ファンブレード11の調査では、表面の真下の内部空洞壁に発生した低サイクル疲労(LCF)破壊していたとのこと。
こちらは、プラット&ホイットニー(Pratt&Whitney)
☆ 2020年12月4日に発生した、日本航空JL904便 B777-200エンジンPW4000の事故
こちらは、JTSBから報告書が出ているので其方から抜粋しました。
ファンブレード(チタニウム合金製)は、エンジン毎に22枚装着されている。そのうち15番ブレードは中程から、16番ブレードは根元付近から破損していた。
16番ブレードの破面には疲労破壊の特徴である貝殻状の模様(ビーチマーク)及び放射状の模様(ラジアルマーク)を認めた。15番ブレードの破面にこれらの模様は認められなかった。
エンジンの型式は、プラット・アンド・ホイットニー社製PW4074型で、左側エンジンのファンブレードの総使用時間は、43,060時間、総飛行回数は、33,518回であった。
三機種ともほぼ同じようなファンブレードの破損である。
本来、ファンブレードは高温にさらされないため破損されにくいはずです?
中空ブレードの作りが悪いのか?偶々内部応力が集中したのか?
拡大図を見ると中子の形状が今一の様な気がします?
それが原因かは解りませんが?
何れにしても、欧米に良く有りがちな根本解決はしないで定期点検期間を短縮して対応するようです。
疲労破壊なので、破壊するときは一基に来ますが、早めに交換すれば問題ないと考えます。
以上です。
追記
最近はデジタル痴ほう症か?と思うほど書く気が起きません?
とにかく面倒?症状が似ている?どうした物か!!









