ニューヨーク周辺の武漢ウイルス患者2634人の追跡調査結果。
詳細は、ここクリックでを参照方

退院又は死亡した患者2634人の内、死亡したのは533人(死亡率21%)

重症患者(人工呼吸器使用者320人(12.2%)の内、死亡者は278人(88.1%)
18~65歳:生存率23.665歳以上:生存率2.8

尚トリアージでは、患者の30.7%が熱性で、17.3%が24呼吸/分を超える呼吸数を示し、27.8%が酸素補給を受けている。

 

この調査結果から

65歳以上では、ほぼ生存できないことを表しています。若くても20%強しか生きられません。

これでは、人工呼吸器は適切な治療方法では無いことに成ってしまいます。

英国のボリス・ジョンソン首相は、ICUに入ったが酸素吸入で助かったようですね。

 

品証的立場では、効果が無いので別の事を考えます。
何人かの医師も、人工呼吸器の使用には警鐘を鳴らしています。

 

武漢ウイルス(COVID-19)肺炎のCT

両側(とは限らないが)胸膜直下から広がる『すりガラス陰影』ground-glass opacities; GGO)

▼武漢ウイルスのCT画像:両脇下にすりガラス陰影

 

 

下が一般的な胸部CT すりガラス影の鑑別例です。違うでしょう?
内部に血管影が透見できる淡い影.肺胞性陰影,間質性陰影のどちらでも起こしうる.

 

 

ウィルス性と細菌性肺炎は、肺での炎症が起きる部位が違います。

細菌性肺炎は、細菌(肺炎球菌、黄色ブドウ球菌など)が、気道の末端にある「肺胞」の中で増殖し、炎症を起こします。
 症状としては高熱と、咳、膿ともいえる痰がたくさん出てきます。
ですからこのような、肺胞で炎症が起きる肺炎のことを、「肺胞性肺炎」といいます。

 一方、今回の新型コロナウイルスや、インフルエンザウイルス、RSウイルス、麻疹ウイルスなどによって、肺胞壁やその周辺の「間質」で炎症が起きるのがウイルス性肺炎で、悪化すると、肺胞の組織が線維化して硬化していきます。


 

少し違うのですが、慢性閉塞性肺疾患(COPD)に間質性肺炎の良い動画が有るので参考に。

▼このアニメは原因症状機能を説明 Understanding COPD

2:30秒辺りから肺胞の説明です。

 

素人考えで恐縮なのですが、人工呼吸器は肺炎の殆どを占めている細菌性の間質(間違い訂正4/26)肺胞肺炎用ではないかと思います。肺胞肺炎は肺胞の中に細菌をやっつけた後の副産物が溜まる為酸素の供給力が落ちるので強制的に圧を上げて酸素を供給する。しかし間質肺炎は、肺胞壁が厚く硬くなるため酸素が透過しにくくなる。ここに圧を上げても酸素の透過量は変わらないと思う。酸素濃度を上げた方が良いように思う。


▲肺炎を引き起こす原因菌の割合。ウイルスによる肺炎はわずか1.7%でしかない。
尚インフルエンザなどの場合、武漢ウイルスほど感染速度が速くない為細菌性肺炎を併発する。

 

▼一般的な肺炎の3D医療用アニメ Pneumonia

▲どう思います?人工呼吸器はこちらの症状用では?

 

イタリアでは、感染爆発で人工呼吸器が不足したための苦肉の策だったと思うが、
宇宙飛行士風の「バブルヘルメット」の酸素吸入で効果を上げているとか?

 


イタリア北部ベルガモの緊急病棟(英スカイニューズより)

 

武漢ウイルスは、まだワクチンも治療薬もないので患者は自分の抵抗力で戦うしかありません。血中酸素濃度が下がると抵抗力も弱まり、重症・重篤化が進みます。
バブルヘルメットで肺の気圧を保ち、つぶれかけた肺胞を膨らませて血液の中に酸素を送り込むことができれば、患者を集中治療室(ICU)に運び込まずに回復させることができます。
それに顔を完全に覆ってしまう為感染リスクも防げる。

 

Así es el interior de un hospital DESBORDADO con enfermos de

 

▼米国では得意の3Dプリンターでこんなものを!

 

尚、娘も私も風呂に入って体調がよくなったので蒸気を吸うと良くなる理由を探しみたが?

放射線治療の弊害で肺を痛めた(放射線肺臓炎)場合水素治療を行うようです。

 

水素はヒドロキシラジカルとペルオキシナイトライトラジカルを選択的に消去することによって、効果的かつ安全な放射線防護剤としての可能性を有することが、近年の多くの研究で示されている。

電離放射線で誘発される細胞損傷の大部分は、ヒドロキシルラジカルによって引き起こされているので、水素を豊富に溶存している溶液のエアロゾル吸入と放射線療法を組み合わせることは、放射線肺臓炎を予防するための効果的かつ新たな戦略になりうると思われる。水素は爆発性であるが、分子状水素で飽和した生理食塩水などの水素含有溶液は安全である。

水素が慢性閉塞性肺疾患(COPD)の進行を抑制する効果があるという報告もあるようです。

 

まあ、お風呂は水蒸気なので、水から水素分子が吸収されるとも思わないので単なる水分補給によって肺胞が柔らかくなっているだけかもしれないが?効果があるなら人工呼吸器作動時に水蒸気や水素を吸入させたらどうだろう?

 

そしたら、中国では使用している様です。最新版に記載が有りました。

中華人民共和国国家衛生健康委員会(NHC)は「対新型コロナウイルス肺炎診療方案(第7版)」の中で、「十.治療 (二)一般治療 3.鼻カニューラ、酸素マスク、経鼻ハイフロー酸素療法など、効果的な酸素療法をタイムリーに実施。条件があえば、電気分解式水素ガス吸入器(H2/O2:66.6%/33.3%)を加えて治療をする(原文は中国語)」と水素ガス吸入療法いた治療方法の提案を発表している。

 

新型コロナウイルス肺炎診療ガイドライン(試用第7版) (中国) ←クリックで翻訳文へ。

 

 

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