【12月21日 AFP】米フロリダ州で20日、米航空・宇宙大手ボーイング(Boeing)のカプセル型有人宇宙船「スターライナー(Starliner)」が無人試験飛行のため打ち上げられたが、不具合により国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングが中止され、地球に帰還することになった。
スターライナーは午前6時36分(日本時間午後8時36分)、アトラスV(Atlas V)ロケットの先端部に搭載された状態でフロリダ州ケープカナベラル(Cape Canaveral)から打ち上げられ、15分後に切り離された。
米航空宇宙局(NASA)のジム・ブライデンスタイン(Jim Bridenstine)長官は記者らに対し、スターライナーが宇宙に到達した時点で間違ったミッションクロックで動作していたため、異なる高度にあると考え、燃料を過剰に消費し、低すぎる軌道に落ち着きました。
現在、宇宙ステーションの高さ250マイル(400km)の軌道に登るのに十分な燃料が残っていませんのでISSとのドッキング中止しを強いられた。
▼Here’s What to Expect When Boeing Launches Starliner | Countdown to Launch
また別の記事では、
ミッションタイミングソフトウェアの不具合により、宇宙船は予想とは異なる時間に実行され、燃焼を開始し、飛行の早い段階で動きを制御し、ISSに到達するために必要な燃料を消費した。(MailOnline)
と書かれているので737Maxの様にソフトウエアの不具合かもしれない。
それにしても、ボーイングはミスが多いいですね。
今の開発は、シミュレーションを駆使してソフト開発するのでこんな不具合は直ぐ見つかるはずなのですが・・・?737Maxと言いF-35の事故や開発遅延と言いボーイングの開発力に疑問を感じます。
12/23追記
現在の車の開発は、モデルベース開発で行っています。飛行機も同じだと思います。
専用の装置が必要ですが、PCベースで全ての開発が行われます。
初期開発には、専用のコントローラーを使って開発します。
モデルベースの良い所は、ソフトの開発がその装置用コントローラーを作る前に開発がスタートできるところです。但しモデルベースのコントローラーにはクロックとして時計機能が有るので開発時点ではこちらの機能を使っていたのかもしれません。使って無かったとしても基本クロックが違うので修正の必要があります。まさかとは思うのですが、これの分周をミスったのではないでしょうか?
ミッションタイミングソフトウェアの不具合と言っているのでこの可能性が高い。
この場合モデルベース開発では発見できない。地上の実機試験での確認に成りますが何処まで確認したのか?
ただ、修正は簡単なので次の試験では問題ないと思います。
それにしても、基本的な技術が相当落ちています。(12/25追記)
不具合は、こういった本流で無い所で多く発生します。
こんな基本的な所は誰も注意しません? 新しい機能や変更したところは必ず確認しますが、出来ているものを流用する所は、新規性が無いと言うことでスルーされます。
ところが、ポカが起こるのです。
737にしても、あんなソフト玄人は普通造りません、ところが素人や新人さんは良く作るのです。こんなに初歩的なミスが連続するようでは、顕在化してない不具合が相当潜在していると思われます。
ボーイングは、コストカットで中堅技術者が相当やめたと聞いています。その弊害でしょうか?
ジム・ブライデンスタインさんは、こういいことが有るから実験が必要だとも言っているらしい。
ミッションクロックとかタイミングソフトと言っているので、時間軸のずれ或いはタイミングテーブルのミスなのかと思いますが、まさか地上試験用の物を入れ替えずに打ち上げてしまったのではないでしょうね?
まだ詳しい発表が有りません。
NASAで時間軸の経過が発表されてました。(16:40追記)
T(41.8秒)+ 14分54.5秒 スターライナーの分離
この時点で、スターライナーとデュアルエンジンケンタウロスは、赤道に対して51.6°傾いた72.7 x 181.4 kmの楕円軌道に投入されました。
楕円軌道の頂点(遠地点181.4km)で、スターライナー円軌道に投入します。
実際には、遠地点に到達する20秒前に、スターライナーの12基のOMACエンジンのうち4基が燃焼開始(燃焼は40秒間)し、スターライナーを181.4 kmの円軌道に軌道変換する。
しかし、スターライナーのミッションタイマーが故障し181.4kmの遠地点での投入に失敗した。
宇宙船が帰還してから本格的な不具合解明をするでしょうから、その発表が有ったら第二報を書きたいと思います。
2022,05,21
スターライナーは、ISSAにドッキング成功したようですね。
事故から2年と6か月、随分罹りましたね。
修正期間から考えて他にも問題が有ったと考えられます。
ボーイングのソフトは、信頼性が怪しいです。
人員削減で要の技術者が居ないのかも知れません。
因みに、ソフト開発者が不具合を解析できるわけでは有りません。
これは、ある種の特殊技能に成ります。
この技能を持った人が居れば、対策は早く終わり居なければ泥沼に陥ることもあります。
以上です。







