【上海時事】中国ニュースサイトの中国証券網は16日、中国の化学原料メーカー浜化集団(山東省)が韓国の一部半導体メーカーからフッ化水素を受注したと伝えた。日本による韓国向け半導体材料の輸出規制強化を受け、韓国企業が調達先を中国に切り替えた可能性がある。

 浜化集団は新工場を稼働させたばかりという。発注した企業名や、具体的な用途などは明らかになっていない。(7/16

 

電子グレードフッ化水素酸の会社は、以下であるがBefar Group Corpは一覧にはない。

 

The major players covered in this report
Stella Chemifa Corp
FDAC
Honeywell
Solvay(Zhejiang Lansol)
Morita
Sunlit Chemical
Zhejiang Kaiheng Electronic Materials
Do-Fluoride Chemicals
Suzhou Crystal Clear Chemical
Jiangyin Jianghua Microelectronics Materials
Shaowu Fluoride
Shaowu Huaxin
Yingpeng Group
Sanmei

 

そこでホームページを見てみたが、ちょっと違う化学会社の様です。

以下抜粋

化集有限公司

地址:山州市黄河五路869

网站:http://www.befar.com ☜クリックで飛ぶ

化は、苛性ソーダと苛性ソーダ製品の製造において50年の経験を持ち、中国では酸化プロピレンと苛性ソーダ製品の重要な生産者であり、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、油田添加剤の供給元です。私達は化学製品、環境に優しい化学薬品、油田の化学薬品および産業添加物のよいパターン、およびユニークな循環経済統合生産モデルを持っています。私達は豊富な生産および管理の経験、厳密な製品品質管理システムおよび製品品質管理措置を持ち、そして注意深く環境に優しい化学製品を製造します。

 

 
チョット なんか ちがう ヤバ!

 

全く作ってない会社が、突然純度の高い電子グレードのフッ化水素を作れるとは思えない。

 

飛ばし記事? フェイクの様な気がします。

 

中国は、まだppb10-9レベルの製品を作っていますが、日本はppt10-12)もしくはppq10-15レベルの製品で日本以外作っていません。

製造は、ppbレベルでも可能ですが、最先端の微細加工に使うと不良率が格段に上がってしまいます。製造設備は、それを使う事を前提に作られています、むやみに変更は出来ないのです。もし変更したらウェハ―の歩留まりは相当悪化すると思います。

本当に問題なのは、検査方法も変えなくては、見逃す確率が増えてしまい、サーバー用などのDRAMには使えなくなってしまいます。

それでなくてもサムソンは、アマゾンから訴えられています。

 

電子グレードのフッ化水素が無くては、工場の稼働が出来ませんので純度は悪くても掻き集めているのでしょう、それにしても日本は相当早くからアナウンスしていたのに納入時期をずらした契約をしなかったのだろうか?危機管理が無いですね?

 

今後、品質問題が起きるかもしれません。

 

次回電子グレードフッ化水素酸の会社を調べていますのでどんなものを作っているか報告します。

 

以上です。