部品不良と言っているので調べてみました。
パイプはロウ付けのようですね
BrazeLet® ロウ付け材塗布の様子
ロウ付材の融点は、970~1000度。
但しステンレス材のロウ付けは焼き過ぎると全く付かなくなるが、EGRクーラーは真空加熱炉で生産しているので焼き過ぎは無いと思われる。
ロウ付け不良ならすぐ漏れるので原因とは違うと思います。
・車両が有る程度の年数が経ったものであるようなこと、
・ロットが絞れなくて欧州までリコールが拡大したこと
から
ロウ付けの劣化が原因と思われる。
❶ロウ付材を安いものを使ったとか?(熱ストレス耐性)
❷ロウ付け材の保管ミス(温度管理&使用期限)
❸休暇後の初めに捨て材を行わなかったとか?(酸化しているため少し捨てるのが基本)
などが考えられます。
劣化した材料を使うと熱と振動ストレスでロウ付け部分にひびが入ります。
ステンレス材料が原因とすると
❶発注先を変えた為条件が変わった?
❷特に新規メーカーの物を使った?(ステンレスを新しく作り出した)
❸ステン材の製造ミスで組織の一部にもろい部分が出来た
などが考えられます。
特に❷は、私も製糸時代に酷い目にあいました。
JIS規格上は全く問題ありません然し衝撃荷重に弱くみんな割れてしまいました。
今回もそのような材料だと熱と振動ストレスに耐えられない。
以上が考えられます。
尚、BMW-KOREAの点検は、目視確認だけのようです。
少なくとも、EGRバルブとEGRクーラーの掃除は必須化と思いましたが?
ディーゼルの場合、必須項目のはずですが定期点検等や走行キロ数によって掃除とかして無いのだろうか?
それとも、BMW-KOREAの問題?
本社から品質担当副社長が来てるのに?
少々、BMWの品質保証体質を疑ってしまいます。
高級車ですよ! これでは大衆車以下です。
ドイツもダメになったのでしょうか?
欧州は、不利になると規格を変えたりいちゃもん付けたり色々しますから?
その悪い体質でマヒしだしたか?
ドイツはEUに隠れて為替で相当楽をしていますから?
8/22追記:
この終わり方は良くないので追加します。
良い所もあってEUは規格作りにたけています。
日本は苦手ですね?個々の規格は有るのですがまとまったものは少ない。
ただ白人の中に東洋人は1か国だからどんなに良くても国際規格に成らない面も有ります。
EUは規格作りの時は国単位で投票します。
上手く使い分けていますね!
9/24追記:
日本でも8/31にBMW-320Dでリコールが出ていましいたんですね、
届け出追加します。
しかし、国土交通省は受け付けるだけなんですね?
私にはこの写真と図そして説明文では?何が悪かったのか?どんな原因ロー付けか材料か曲げ加工などかさっぱり分かりません。
優秀な官僚の方たちなので多分1を知って10000を知る!なのでしょうね?
まぁこれは制度だから仕方の無いことで、調査機関を設けるなら制度や法を変える必要が有る。
ただ原因が解るようにしてほしいですね。
以上です。
品証の記事一覧 ☜クリックで一覧表示