こんばんは。
機械技術者「おだぐ」です。
私は少年時代からそんなに才能に恵まれた人間ではなかったように思います。
明らかに体力や運動神経は劣っていたし。
勉強は平均よりは上でしたが、それは自分なりの努力の賜物でありまして。
大学での研究生活はそれこそ「分からん!分からんぞ!!」という地点がスタートになっていました。
こういう人間は原則としては努力しないと前に進めないものです。
で、自分の成長に実感がないと、努力を重ねるモチベーションも下がります。
けど下がると成長しない。
すると「おー、俺って成長しているじゃなーい!?」という確認作業で以て自分を慰めてやらないと顔を上げて前に進めない人間だって世の中には一定数は存在するのさ!!(たぶん。)
そんなときに私が使っていた成長の確認方法。
それは例えば、
『三ヶ月前の自分と今の自分を比較して、何が出来るようになったか?を確認する。』
といった作業です。
自分の記憶では中学生の頃には既に使っていました、この方法。
これで(自己満足的ではありますが)モチベーションを維持してきました。
この確認方法の長所でもありズルくもあるところは、評価期間を自由に自分で変えられることです。
上の例の場合は三ヶ月間の成長を評価している訳ですが、三ヶ月で明確な成長が自覚できるかと言えば、状況によっては微妙です。
特に研究・開発みたいに長期間成果らしい成果が出ないことが珍しくないケースでは一年間くらい評価期間を延ばしてみると、さすがに成長度合いがゼロ!!ってことは少なくなってきます。
要するに、この確認方法は客観的な能力評価ではなく、あくまで精神安定剤的な意味合いしかありません。
それでもこれが使える人にとっては有効なツールだと今でも思っています。
さて。
んじゃあ、私みたいに病気になってキャリアにブランクが空いた人。
あるいは今まで出来ていたことが何らかの事情で出来なくなった人。
こういう人がこの確認方法を単純に適用すると
「マイナス評価」
になってしまいます。モチベーション維持・向上どころの話ではありません。
この場合、この確認方法をツールとして使わない、というのが一つの方法。
そもそも客観的な評価じゃないんだから、使わない。
これは一つの方向です。
しかし、せっかくのツールが使えない、少なくとも今まで有効利用していたツールが使えないと言うのは何とも心細い話です。
で、もう一つの方向としては
「プラス査定できる点を探すツールとして使い方を切り替える」
というやり方が挙げられます。
つまり元々は擬似的な定量評価をして、こんだけ自分は成長したんだぞ!
というメッセージを自分に向けて送るためのツールだったのです。
それが生きていく上で挫折した。
自分で自分に「マイナス査定」を出さざるを得ない状況。
そしたらもうやることとしては、
『プラス査定だと思える評価点を探す!』
『できるだけ多くの自分評価点を探し出す!!』
『一見マイナス査定と思われる点は本当にマイナスなのか、疑う!!!』
といった、視野を拡げることしかありません。
分かり易い例で言えば、私の場合はうつ病に罹患して以後、以下の「プラス査定」できる部分が見つかります。
・病気休職の間に今まで利用していなかった医療・福祉の制度に詳しくなった。
・他の患者さんと話す機会があって、うつ病と診断されていても症状・病態が人それぞれであることを知った。
・復職したての頃は新しい技術の流れに遅れを取っていたが、ある業務に特化した結果、その面ではスペシャリストととして再評価されつつある。(ちょっと誇大広告気味w)
等々。
一言で言ってしまうと、過去は無かったことにはもうできないです。
なら、もうそれを前向きに捉えるしかないです。
そのために、中学生の頃から使っている思考のツールを投げ捨てるのではなく。
せっかくだからちょいと使い方を変えてやっております。
そんなお話でした。
追記。
私もさすがに復職後、毎日毎日前向きに働いて生きている訳ではありません。
けど「毎日辛いわ~、」と呟きつつ暮らすのもそれもまた辛い。
ちょっとでも前向きな成分が暮らしの中に一滴でも混じっていたらいいじゃない?
という程度のつもりで、私の使っている思考のツールをご紹介した次第です。
誰にでも使える万能ツールかどうかは別です。
はい。