私の進む道に、見張り番が何人もいる。
行きたい道を塞いでいる邪魔者が、分身して分身して、何回も何回も出てくる。
私の進む道は暗くて私しか見えないはずなのに、
誰かがいつも立ってる。
どっから来たのか、どうやってきたのか、既に立ってる。
邪魔だ。邪魔。
邪魔。邪魔。
一本道、1人だけ通れる道幅。ズレれば下は底なし。
相手を殺して。私は進みたい。
だってゲームですら自分は絶対に死にたくない。
死にたくない。
だから相手を殺すしかないんだ。
泣き叫んでも、嘘をついて同情を買ったとしても、
私はあなたを突き落としてこれは自分の為の道なんだって進むしかない。
邪魔なあなただから。
今のあなたは邪魔であるしかないから。