話題の映画「ダンケルク」を観てきました。
フランス北端の地「ダンケルク」に追い詰められた、イギリス・フランスの連合軍40万人がどのようにして脱出するかを臨場感たっぷりで描かれた、実話をもとにした作品です。
主人公はそれぞれの場面で切り変わるので、1人でないのですが、、
生き抜こうとする若い兵士や空からの若い空軍兵の姿がすごくリアルに描かれていました。

だんだんと引き込まれていき、襲撃されるシーンなどは息をのむことが多かったです。

この映画の監督はクリストファーノーランで、「ダークナイト」や「インターステラー」などのヒット作をたくさん作っている監督さんです。

この方は実話のこの映画を作るときにCGをあまり使いたくないということで、ほとんどが手作業による作成だと聞きました。
特に40万人の兵士を撮影するときは、3000人くらいのエキストラの他は、段ボール紙で作られた兵士をたてて撮影したそうです。
戦闘機も当時のものと同じようにカラーリングして、実際に飛ばしたそうなんです。
見ている側は一瞬だから、本当にわからないのですが、確かに今時のCG感はなかったと思います。
そして殺し合いのシーンがほとんどないのです。
監督のこだわりを感じて、好感が持てます。

そして実話とのことで、最終的には多くの民間の小さな船がこの人たちを救助するという話なんです。
その民間の1つの船、空からの援護、そして若い兵士2人を同時進行させていくのですが、この人たちの救出劇や脱出劇がそれぞれの味をもっていてとても面白かったです。

前回観た「ハクソーリッチ」の描写があまりにも悲惨だっただけに、今回は戦争映画ではありますが、最終的には悲しく終わることがなかったのでちょっとほっとしました。
やはり映画館で見るのは、やっぱり迫力があり楽しめます。

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