突然の長期海外出張!! ~シンガポール滞在日記~ -11ページ目

突然の長期海外出張!! ~シンガポール滞在日記~

渡航準備・生活・コスト・グルメ・英語

ランチを終えると雲が多く、今にも降りそうな天気になってました。

シティスクエア近くのJB Mariamman Temple。裸足になって中に入りました。同じヒンドゥー教の寺院なのでチャイナタウンのスリ・マリアマン寺院と似ています。

 

次にやってきたスルタン・イブラヒム・ビルディングは残念ながら閉まっていましたので写真だけ。ジョホールバルの中心部にある州政府の庁舎ですが、壁に掲示されていた資料によると太平洋戦争のときに日本軍の司令部が置かれていたと知り驚きました。後で調べるとここを拠点にシンガポールに侵攻し白人の植民地支配からマレー半島を解放したという非常に重要な建築物ということを知りました。学生の時は世界史に興味はありませんでしたが、こういう経験をするとやっぱり勉強は大事だなあと感じます。

 

次の目的地に向かう途中で素敵な時計を発見しました。立入禁止の広大な敷地はジョホール王宮でした。

 

スルタン・アブ・バカール・モスクは実際に来てみると思ったよりかなり小さかったです。残念ながら信徒以外中には入ることが出来ませんでした。目の前には動物園もあり、非常に混雑していました。

シンガポールの今年の旧正月は1月29日と30日で、祝日となっています。会社も休みなのでお手軽な海外旅行をしようと思い、マレーシアのジョホールバルに行くことにしました。

 

これまでプライベートや仕事関係でアメリカ、カナダ、オーストラリア、シンガポールの4か国の経験がありますが(多分これだけ)、いずれも飛行機での入国でした。今回は陸路での入国ということでどんな感じになるのか分からないので不安もありましたが、観光というよりも陸路での入国自体の経験をしたいと思っていました。

 

事前準備として

①S$50だけマレーシアリンギッドに両替(この日は1MYRが約35円でした)

SG Arrival Cardの登録(日帰り旅行でもシンガポールに入国するので必要)

トイレットペーパーを1ロール(信じられないことですが、マレーシアのトイレにはトイレットペーパーがない可能性が高い、という記事を読んだのでかさばりますが念のため持参)

Malaysia Digital Arrival Cardは敢えて登録せず(MDACへの登録は原則必要ですが、私の場合は登録義務の対象外だったのでしませんでした。なお、日本国籍保有者は観光・商用目的であればビザ免除で90日間の滞在が可能なようです)

 

色々行き方はあったのですが、ブギスからの直行バスは結構寒いといった記事を読んだので、KranjiまでMRTで向かい、そこからバスでジョホールバルに行くルートにしました。Kranjiに来たのは8月に来て以来です。

旧正月のせいか結構な人数が並んでいたので前の人にジョホールバル行きの行列であることを確認して最後尾で待つことにしました。ほどなくバスがやってきて、まるで銀座線のような状態でしたが無事に乗ることが出来ました。

 

シンガポール側の国境であるWoodlands Checkpointでバスを降りて出国手続きを行いました。パスポートをスキャンするだけで一瞬で終わりました。

 

もはや乗ってきたバスと同じなのか分かりませんが、ジョホールバル行きのバスに乗り込みます。

ジョホール海峡を渡るCausewayの左側レーンが大渋滞です。バスは専用レーンがあるのでスイスイ進み、5分もしないくらいでマレーシア側の国境であるJohor Bahru Checkpoint(JB Checkpoint)に到着しました。写真を撮りたかったのですが、Immigrationの場所は撮影禁止でした。

 

Immigrationでは複数の受付があり、マレーシアのパスポート保有者、障がい者、その他全てのパスポート保有者の3種類くらいに分かれていて、その他全てのパスポートの受付が大渋滞でした。混雑を承知で来ていましたが40分から50分くらい待つことになりました。

担当者はMDACを求めてきたので、自分は不要である旨を説明しましたが、担当者が免除規定を知らなかったので、どこかに確認しに行きました。こんなことなら普通に登録しておけば良かった...。幸い5分ほどで担当者が戻ったので無事MDACなしで入国することが出来ました。

 

入国審査で時間がかかったので近くのシティスクエアでランチをすることにしました。4階にHock Keeというお店に少し行列が出来ていましたが、お店が清潔そうで美味しそうなので待つことにしました。シティスクエアにはユニクロもあり、日本企業の海外展開に感心するばかりです。寿司屋も見かけましたが日本企業かどうかは不明でした。

シンガポールと同じくQRコードでスキャンし、メニューを選びます。悩んだ末にNo.162を選びました。QRコードを使った注文はスマホありきのサービスですが、慣れると非常に便利です。

シンガポールのレストランならS$16.90(約2000円)でもおかしくないですが、16.90MYR(約600円)と破格の安さです。1キロほどの橋を渡っただけなのに物価が違い過ぎる!

 

調子に乗ってチェンドルも頼んでしまいました。抹茶タルトとどちらにするか相当悩みましたが。

 

ランチの後、本当にトイレットペーパーがないかを確認しました。結構ふさがっていたので全パターンを確認できなかったのですが、和式便器+ホースの組み合わせのところには本当にトイレットペーパーがありませんでした。しかも、ホースを使っているせいか水が飛び散っていて使うにはなかなか勇気が要ります。失礼ですが私はマレーシアには絶対に住めないと思いました。出張先がシンガポールで良かった、というかシンガポール以上の出張先は見つけるのはかなり難しいと改めて感じました。

 

今年の1月28日は旧正月の大晦日ということで、会社も午後はお休みでした。折角なのでチャイナタウンがどんなことになっているのか興味本位で様子を見に行ってきました。

 

少し前から旧正月用のランタンに変わっています。

 

パゴダストリートはいつも混んでいるけど、大晦日は過去最高の混雑度。観光客だけでなくローカルっぽい人もたくさん歩いていました。

佛牙寺龍華院もライトアップされ幻想的です。

 

Lau Pa Satは今日も大盛況。最近雨ばかりでサテの売上が落ちていたと思いますが、今日は晴れていました。Lau Pa Satも旧正月の飾りつけで囲まれていました。