渡航前はめちゃくちゃ英語の勉強頑張るつもりでしたが、時間は有限だしここでしかできないことをやろうと上手い言い訳を思いつき、遊びまわってここまできました。
2か月経ちましたが、相変わらず同僚が何を話しているかスピードについていけず、リスニング力が上がったとも思えません。下手すると下がっているかもしれません。
朝が異常に早く始まった日の夕方に「アー ユー スレッピー?」とバディから質問されましたが、私の辞書には「スレッピー」なるワードは存在しません。状況を考えれば当然sleepyなんですけど、そこにたどり着くまでにしばらく時間がかかりました。スピードもそうですが自分の認識している音と違うと、当然ながら理解できません。
ここにいる間は、シンガポール人の話す発音まで自分の認識する音声として範囲を広げていくしかありません。自分の場合は、長い単語の方が多少認識がズレていても音は拾えるようです。
Singlishと専門用語を除き、よく耳にしたり、目にした単語などをまとめてみました。
・be supposed to~(~することになっている、~するつもりである)
職場で聞かない日はありません。多用する人は本当に多用します。予定・運命・義務・可能・意思など幅広い概念に使われますが、職場では圧倒的に「予定」のニュアンスで使われている気がします。
・obviously(明らかに)
これも頻出の副詞。多用する同僚は良く冒頭で使っています。obviouslyが聞こえてきたら直後に彼の考えが出てくるので、聞き手としても緊張感が高まります。
・settle in (〔新しい環境などに慣れて〕落ち着く)
最近は聞かなくなりましたが、初対面の相手にはよく聞かれました。get used to ~と違い、単に慣れるだけでなく落ち着くレベルまで行くようです。
・takeaway(重要な点、情報、教訓)
take awayではなく1語でtakeaway。受講した研修で出てきました。会議やプレゼンテーションにおける重要な情報や教訓のようです。
・at this juncture / point(現在のところ、現段階では)
junctureもpointも両方よく聞きます。
・inter alia(とりわけ、特に)
会話で聞いたことはないですが、企業のリリースや契約書で用いられる書き言葉のようです。
・be in tandem with ~(~と歩調を合わせて、~と協力して)
~と並行してなど似たニュアンスの意味が複数ありますが、「~と連動して」のニュアンスで使われていることが多い気がします。
・calibrate(〔計器・道具などを(正しく機能するように)〕点検[調整・調節]する)
計器・道具などがない状況でしたが、良く耳にしました。単に点検・調整するのではなく「細かく、精緻に」を強調したいニュアンスなのではないかと解釈しています。
・concurerence(〔意見などの〕一致、同時発生)
複数の意見や状況が一致していることのニュアンスで使われていることが多い気がします。
・tilt(傾く、~を傾ける、傾斜)
USSのアトラクションの説明でよく目にしました。leanとの違いは良く分かりませんが、leanは自分や相手など人が使う動詞で、tiltは無生物が対象のイメージがあります。
・go-to(〔人が〕頼りになる、〔場所が〕人気のある)
調べると口語とありますが、何かの研修ででてきた気がします。間違いない、鉄板の、いつも利用するといったニュアンスで使われていることが多い気がします。
・FOMO(Fear Of Missing Out 取り残されることへの恐怖)
オーチャードでお菓子屋さんなどで良く見かけました。買わないと後悔するから今買ってね!ってことなんでしょう。ただ調べてみたら、SNSなどで自分が参加できないイベントや状況で他人が楽しんでいる様子を目の当たりにした際に、取り残されることへの恐怖や焦りを表現するために使用されることの方が多いようです。