Day 3① 健康診断 | 突然の長期海外出張!! ~シンガポール滞在日記~

突然の長期海外出張!! ~シンガポール滞在日記~

渡航準備・生活・コスト・グルメ・英語

職場からシンガポールでの健康診断を受けることを要請されており、予約していたRaffles Medical GroupのMarina Bay Financial Centreに。予習の成果もあり、カウンターに行きone day ticketをもらう。受付の方がおそろしく紳士で、エレベーターまで案内してくれた。エレベータ前の機械にQRコードみたいなやつをかざすと、「B」と表示されました。複数あるエレベータから次に降りてくるのがエレベータBということらしい。

 

エレベータに乗り込むと、六本木ヒルズとかアーク森ビルみたいなエレベータでちょっとしたニュースがモニターにながれていました。

 

17階で降りると、これまたマリーナベイサンズが見える素晴らしい眺望。病院に行くと受付の機械があり、パスポートを出したりFIN(Foreign Identification Number)を確認したりしてもたついていると、受付の女性が声をかけてくれました。

 

結局機械ではなく、その女性が対応してくれました。他民族国家らしく、小さな病院ですが受付3人とも人種が違いましたし、先生や看護師も同様でした。

 

面白かったのが目の検査。通常の視力検査の前に下のようなカードを何枚か見せられて数字を当てるというもの。

パッと見て「71」というと、Oh! Look at this very carefully.というので、良く見ると「74」でした。同じミスを何回もやりましたが、そのたびに Look at this very carefully.と言われ、正解に辿り着くとCooooooooooorrect!!と褒めてくれます。相当回数間違えましたがすべてのカードを終わるとPerfect!と最後まで褒めてくれます。いや、嬉しいんですけど、これで検査になってるのかな...。

日本にはない面白い検査だと思って、ホテルでgoogle先生に「eye test  color」で検索をかけると Ishihara Test for color blindness という結果を発見。Ishihara... イシハラ? え、日本人が考えた色盲テストだったの? 

色盲テストを受けていたという自覚もなかったですけど。折角なので「石原テスト」で再検索してみるとwikipedeiaにも「石原式色覚異常検査表」として出ていました。

軍隊では軽度の色覚異常であっても問題であると考えられていたため、大日本帝国陸軍軍医であった石原忍軍医監は、新たな色盲検査表を開発し、徴兵検査用に使用することになった[1]。これが石原表の起源であり、その後学校保健の場にも取り入れられた。

シンガポール独自の検査と思いきや、ルーツはまさかの日本人...。自分に常識がないだけなのか分かりませんが驚きました。

 

健康診断の最後は問診です。かなり若いマレー系の女医さんです。何か持病やアレルギーはあるかと聞かれ、I have mild atopic allergy, so I sometimes take some medicine and apply ointment. と言うと、他には?というので、健康診断では軽度の脂質異常症だったので、I suffer from high fat.と言うと、全然通じない。high fatとゆっくり言っても早く言っても通じない。そしたら先生がhigh cholesterol?というのでやっとわかってもらえました(調べるとhyperlipidemiaとかhypercholesterolemiaが病名としては正しいみたいです)。薬を処方されているかと聞かれ、Noと言うと問診は終わりました。

 

2時間程度と聞いていましたが、私以外に健康診断を受けている人はおらず、サクサク進んで1時間程度で終了しました。