●チケット発売中!【織田哲郎 LIVE TOUR 2021 天上天下唯我独奏】ツアー史上初のワンマンステージ!

 

10月16日(土)大阪 BIG CAT

オープニングアクト: #広沢タダシ

10月17日(日)名古屋 ReNY limited

オープニングアクト: #七尾旅人

10月31日(日)東京 日本橋三井ホール

ゲスト: #佐藤タイジ

 

●織田哲郎 PRESENTS 沖縄チャリティーライブ『あしたのうた』開催

【日時】11月14日(日) 開場16:00 開演17:00

【会場】かでな文化センター(沖縄県中頭郡嘉手納町字嘉手納588)

【出演】織田哲郎、古謝美佐子、新良幸人withサンデー、D-51

 

 

●『織田哲郎FCツアー at 沖縄 2021』WEB申し込み開始!

【開催日程】 2021年11月13日(土)〜11月15日(月)

詳細は T’s CLUBサイト内をご覧ください。 

WEB申し込み受付中◆ 2021年9月27日(月)13:00 締め切り

 

●『オダテツ3分トーキング』よろしければ、チャンネル登録お願いします

 

【本日のテーマ】

ポップス作曲講座(たぶん役に立たない)

「雑なポップス総論」

 

織田哲郎:

「たぶん役に立たない作曲講座」第1回目でございます。

一応ホワイトボード何か買ってきて、やる気は出してるんですけれどもね。

ただなんで「たぶん役に立たないか」って言いますと、作曲講座あるいはハウツー 、そういうものを見て、私の役に立った事、一度もないんです。

なのでね、まあ難しいよなと思うんですね。

でもなんだろうね、でも自分がこう長いことそういう一応“”作曲”をしてきた中で、なんかもっと、「こういうことを簡単に言っててくれればいいのになぁ」とか思ったことは、いろいろあったんですよ。

なので、なんかそういうのを、ちゃんとね、自分が人に伝えるように、きちんと体系づけて、そういうシステムも考えてみよう、…なんてことをやってたら、これはこれで、どんどんどんどん「これを喋るためにはここへ行かなきゃいけない、これを喋るためには、ここ行かなきゃいけない…」みたいな。結局そうすると、「じゃあ音楽っていうものの成り立ちみたいな、いやいやいや、ここから始めたんじゃ全然なんか逆に全然ダメでしょ」というようなことになっちゃったりして。

なにはともあれ、思いついたこと、作曲ということについて、たらたら喋る、という、そういうことで始めてみようかなと。いう今回の第1回でございます。

なのでね「こんなんやめちまえ」と言われたら、2回目ないかもしれませんけれどもね。

とりあえず第1回目ということでね。

 

あともう一個、「なんで役に立たないでしょうたぶん」というのは、「誰に向けてやるんだ」って、これがまた難しいですね。

作曲しようと思う方、いっぱいいらっしゃいます。初心者の方から、セミプロ、プロの方まで、当然とても幅広い。

しかも、平たい言い方してしまえば、なんかしらないけど、「本当にポンとできちゃう」っていう人もいれば、「全然できやしない」っていう人もいる。「作れるようになりたいんだ、できたことないけど」ていう人、いろんな人がいるわけですよ。

 

しかも音楽も色んな音楽があります。大体そういう理論っていうのは、クラシック系の人、あるいはジャズ系の人の中での理論になるわけですね。

そうするとこれぶっちゃけ、「ポップスを俺は作りたいんだ」っていう人にはね、めんどくさいんです、話がw

なので、あくまで「ポップス」に限定した範囲の中で、しかもですね、あの…これはね、分かんないです。俺が喋ることが、「なんでそんな幼稚なこと、わかってるよ」という人は、わざわざコメント欄で「そんな幼稚なこと言われても分かんない」とかそんなこと書かないでください。あるいは逆に、「そんな難しいこと言われても分かんない」と思う人も、そう書かないでください。

それはね、分かんない。

俺は、とりあえず「自分がこういうこと言いたい」っていうことだけなんで。

それがもし、たまたまヒットする方がいらっしゃれば、聞いてくださいな、ぐらいで。まあ始めてみようかなと思うんですよ。

 

まず何を言いたいかというところからじゃあ始めますね。

 

ポップス大体3分ぐらい、あるいは長くて5分ぐらい。これがですね要するに、こういう風に、これ時間の経過ね。時間の経過が必要な、なんて言うんですかね「アート」って言うとちょっとあれだけれども、まあそういうタイプのものっていうの。後は映画とかがありますね。

ある意味ポップスを作るということは、ポップな映画とかドラマの脚本と似たところがあるなと私は思うんです。

こういう風に時間の経過がある中で、断面があるとするじゃないですか。時間の経過がある中で、その時その時を切り取ると、その時の風景っていうのが、ずっとあるわけですね。

 

これは音楽で言うと、コード・和音の構成だったり、その時のそういう楽器の構成っていうのがね、その時その時で色々ある。

この背景も背景で、例えば脚本的に言えばですね、登場人物が色々いるんですね、その登場人物が、こう行く…それは要するには、楽器の編成だったりして、その楽器がどういう音を出すってのは、こういう風に動いてくるっていうことの中で。

重要なことはですね、「小さい問題が起きては解決する」。これが、ずっと続いているんですね。小さい問題が起きては解決、ということで、トータルで「大きいカタルシス」が与えられる、という。

これに関しては結局、ドラマもポップスも一緒なんですね。

 

この「大きいカタルシス」ということが、「サビの頭で気持ちがいい」とか、「サビの終わりで納得がいく感じ」みたいなことがあるけれども、でも問題はそれがずっと「いいメロディーだなぁ」という風に感じながら聴けるかどうか…っていう事っていうのは、こういう関連性の中でも、小さい問題提起が常にあって、それが解決、問題提起があって解決、みたいなことが、ちょこちょこちょこちょこあるわけですよ。

 

これドラマでもそうじゃないですか、大きな問題が「こういうストーリーだよ」っていうのがあるけれども、身近な人とちょこちょこちょこちょこなんかあっては、それが解決したりなんだりで、うまくいったりいかなかったり…色々ありながらの。

本当に極めて脚本ドラマの脚本考えるのと同じような考え方が必要だなと、思うわけですよ。

じゃあこの「小さい問題」っていうのがどういうことなのか。

ということで、今日はここらへんにしときます 。じゃあまた。