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【本日のテーマ】
「夢見る少女じゃいられない」
作詞・作曲・編曲:織田哲郎
1995年11月8日リリース
相川七瀬のデビュー・シングル
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織田哲郎:
もうほんとかっこいいな。
このイントロかっこよくて、楽しいね。…といきなり自画自賛しておりますが。
「夢見る少女じゃいられない」これは相川七瀬のデビューシングルですね。
1995年11月8日に発売されております。
相川の場合はですね、
普通プロデュースを頼まれると、プロダクションとかレコード会社からもう プロでデビューする、ということが決まった人がいて。あるいは、もうやってる人がいて。どっかから頼まれるわけですよね。
そういう場合ってのは、そのシンガーを誰かがケアしてるわけです。
相川の場合は、本当にまるっきりの素人を、私が「コイツ面白いから歌手にしたい」ということで、連れてきたんで。
色んな事をね、私が全部セッティングして、なかなか大変だった上に、ほら私が、直接をお母さんと挨拶しちゃってるところから始まってるんでね。「売らないわけに、いかねーだろ」という状態で。
「この夢見る少女じゃいられない」これは私が結果的に、作詞・作曲・編曲全部やっております。
ギターも弾いております。楽器は全部私が弾いております。
もともと俺が「こういうギターを弾きたい」というやりたい音楽があったんですよね。
「この音楽にハマるのはコイツしかいないな」というところで、オーディションで見たことのある相川を連れてきて、結果的に作ったわけですけれども。
この頃っていうのは、すごく「白い T シャツとか、何かそういう感じのナチュラルな感じで「夢を見れば叶う」みたいな、そういうのがとても、女性のポップなロックの系統として多かったんけれども。
「違うだろう」っていう思いがあって、もっとダークなもの作りたかったんですよね。
それは音楽的な部分だけじゃなくて。だいたいこの「夢」っていうことに語りだすと、ちょっとなんか長くなっちゃいますけどね。
「夢見てたって、かなわねーよ。じゃなくて
本気でやりたいんだったら、計画立てて実行してけ!」みたいな、そんな思いがありまして。
2番の歌詞は
「きっと誰かが いつかこの世界を変えてくれる そんな気でいたの
もう自分の涙になんか酔わない」
と“作詞家”の私が書いておりますけど。
あ〜もう3分だ。(TimeOUT)
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