【チケット発売中】昨年、中国・武漢で好評を博した公演が成都で開催! 
『YOUTH NEVER GONE 2019』in 成都
日程:2019年6月15日(土)

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織田哲郎:

今日はですね、「WHY」という何ですかユニットですね。

これの「Shine on」という曲がリリースされたのが1979年5月21日。

恐ろしいですね。まだ70年代でございます。

これが、私の織田哲郎としての「デビューシングル」ということになりますね。

まあ、その前から1、2年ちょこちょこ仕事はしてたんですよ。

 

色々曲作ったり、なんかいろんな CM 歌ったり、いろんなレコード会社で、名前隠してディスコソング歌ってたり…とか色々やってたんですけれども。

私が仕事してちゃんとデビューしたのは、このWHYというユニットでの「Shine on」という曲になります。

(それから)40年ですよ。恐ろしいですね。

正直、本当にデビューした時なんてのは、「あと何年やってんだろうなー」ぐらいの感じでね。

ま、だいたい、当時、30歳過ぎてロックやるってちょっと、イメージがない…っていうか、イメージが湧かないっていうかね。

よもや、それが40歳になって、50歳になって、音楽やってるって、そういうイメージできなかったんですけど。

恐ろしいことに60歳を過ぎて、まだやっております。びっくりですね。

本当にね、まあ、考えもしなかったことが起きるもんだな、と思うんですけれども。

まあ、でもね、今となっちゃ、もっと上に、ミック・ジャガー先輩とかね。

日本でもやっぱり、矢沢永吉さん、小田和正さんなんて、私より10ぐらい上の方々が、まだ元気ですからね。

私も、まだなんか気分は中堅な感じでございますけれども。

本当にね、こっから40年いろんなことがありましたけれども。

今思えば、色んな、とても人との出会いに恵まれた幸せな音楽人生だったんじゃないかなと思いますが。

 

この「Shine on」という曲ですが、

「♪華やかでもなく、ひどい疲れもなく 一日が過ぎ〜」

はい。(この部分は)「カノン進行」と俗に言われるやつですね。

初っぱなからコレです。好きなんですね、やっぱり。ベース音、こうやって動いてるのか好きなんなんですよ。

 

そういうわけでね、これでデビューして、40年やってきました。

ここまで来たらね、もう死ぬまで行ったろかな、と思ってますんでね。

意外に40年経っても、「まだまだ、これからだなぁ」って思ってること、自分の中ではいっぱいあるんでね。

これからも、末永く、皆さんお付き合いください!