出口の接客?、接客の出口? | 小田利徳の<顧客の背中を掻け!>

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チェーン店舗においての接客力UP、提供スピード短縮を請け負っています。+ プロレスのことも時々書いてます。

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タイトルの解説ですが、サービスというのは
チームプレーで成立させる業態も多いですよね。

例えば、飲食店なら、「オーダー取る人」「商品を作る人」「サーブ(提供)する人」
「お冷を注ぐ人」「お会計をする人」などなど
各自が、一期一会の精神で、おもてなしの気持ちを持って、顧客に向かい合う訳です。

出口というのは、その分担の中でも<最後に顧客に接する人>の意味で、ここで、悪い印象を与えると、それまでの全てが台無しになることもあるという話を書きます。

パチンコ店の場合、「EXIT」にあたるのは、どこでしょう?これが、他のサービス業と違って

3パターン(以上?)あると思うんです。

1)出玉のなかった顧客=負け体験の人➡
<最後にお客様に接する人>
は(本当の意味での)出口にいるスタッフ。
誰もいなければ、何も言われず退店。

2)出玉のあったお客様Aパターン➡<最後に顧客に接する人>はカウンタースタッフor(本当の意味での)出口にいるスタッフです。

3)出玉のあったお客様Bパターン➡特殊景品に交換した顧客ですね、<最後に顧客に接する人>
は、景品買取所のスタッフです。

1)2)は、店舗でトレーニングすれば済む話で、スキルと注意力があれば、誰でもできます。

問題は3)のケースで、ここは別経営ですので、P店が直接関与はむつかしいのです。

私がよくいく、地元のお店の景品買取所のスタッフは、500円玉を、指で挟んで「ピッ」と投げてよこします。本人は一日何百枚も500円玉を扱っているのでしょうからお金の意識は低く、こうした行動に出るのでしょうが、エゲつないほど、
失礼です、やられた方は。

せっかく、P店の中では一生懸命ミーティングやOJTを実施して、おもてなしをしていても
ここで、クソみたいな接客をされると、お客様もがっかりです。皆、自分のお金ですから
じっと見てますよね!

お店の人は、中々ここまで目が届かないかもしれないし、「いや、ここはうちの管轄ではないので」という、ぬるい感性で仕事をしている場合は、ずっとこのままです。顧客はそう思ってはくれません。改善方法は、本気になればあるはずですよね。実際、とてつもなく素晴らしい対応の
買取所って存在します。

500円玉を投げ付けられる体験、これは実際されてみないとわからないむかっ腹の立つことです。

とりあえず、皆さんは、1)2)に関しては、
ベストを尽くしましょう!