サービスの資質 | 小田利徳の<顧客の背中を掻け!>

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チェーン店舗においての接客力UP、提供スピード短縮を請け負っています。+ プロレスのことも時々書いてます。

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こんばんは、小田です。



この前、こんなハンバーガーショップに立ち寄りました。

500円で日替わりのセットがあるので、食べまして。

味も、店内の雰囲気も可もなく不可ちょっとあり。

ABCFのグレードでいうと、BBC位でしょうか。




ただ、「あーやっぱり資質って大事だよなあ」と感じたことがあって。


写真を見ると、店の前に布がかぶさったテーブルがあります。

この場所で、店頭販売をしていたんでしょうね、そのかたずけを

しているバイト男子が一名、そこと店内を撤収作業で往復しています。


私は、食事を終えて、カップや紙袋の乗ったトレー(お盆ですね)を

もって、立ちあがり、「捨てる場所はどこかな?」的しぐさで

半身っぽくなったと思ってください。


そこへ、手ぶらなこのバイト君が正面からやってきました。

多分、「おもてなし」を刷り込まれている人ならば、

自分の身体が勝手に私の方へ近づいてこういうでしょう。


「お客様、トレー頂きます!」「ありがとうございます、おさげします!」


これ、本当に勝手にそう動いちゃいます。

でも、この男子は違った。

黙って、一礼して通り過ぎました(笑)

一礼するだけ、ましかって?

こういう場合は、逆に「一礼する位なら

トレーもってけ!」と突っ込まれるでしょうね。


こういうのは、初期トレーニングで見逃さずに

きちっと矯正すれば、何とかなりますが、

時が過ぎちゃうと、治りにくいんですよねえ。


というか、もともとそういう行動のできない人を

採用するべきなのか?と考えた方がいいです。


答えは、簡単。ビジネスだから。

いや、入社後に、そういう行動を

「発見」できて、「改善トレーニング」できればいいんですよ

このどっちかで、いいですが、できます?

そんなスキル、時間あります?



だったら、<資質のない人は、極力採用しない><資質のある人は、見逃さない>

が具体的に、面接で数値化して判断できれば、いいんですよね。

だれでも、ジャッジできる。


そんな、ツールを作ってみました。


次回に続く。