今日はバレンタインデーでしたね♪
ここ数年、チョコは当日に会う人にしかお渡ししない主義…^_^;
男女問わず、貰ったら嬉しいものなんですけどね〜お返しとかに気を使わせてしまうのが申し訳なくて。
しかし、当日にたくさんの男性に会う環境ですと、やはりご用意しましょうと…
あ、キットカット専門店があるんですね〜知らなかった!
今流行ってるじゃないですか〜デパ地下で展開されるお菓子メーカーのお店。
行列ができるほどね。
デパートの高層階のバレンタイン催事で散々楽しんだ後、地下に降りたら発見♪
そういえば最近デパートに行ってなかった!なんてことも気づき。
お渡しできた方、できなかった方いらっしゃるのですが、一期一会の精神で(笑)
緑がないのでお漬物でごまかしてみました(笑)
さて、先日久々に本屋さんに立ち寄ったのですが、CDやレコードのジャケットを見ただけで買うのと同じく、本の表紙でピンときたものを買う「ジャケ買い」した一冊。
その名も「下流中年」
ここに書かれている世代は、いわゆるロスジェネ世代。
バブル崩壊後の1994年〜2005年の就職氷河期に就活をした世代は、いまや若者ではなく立派な中年です。
そして、その世代の貧困問題が実は見過ごされがちであり、実は将来において非常に危険をはらんでいる。
この本は、「生きづらさについて」で対談形式で問題を提起した作家の雨宮処凛さんと哲学者の萱野稔人さんの8年ぶりの対談から始まるのですが、
8年経って何が変わったか?
単純に、あの頃から8歳歳をとっただけで、この世代の生きづらさは全く変わらず、むしろ歳をとったことでより深刻になっている…
という内容の出だしに衝撃を受けました。
(正直、純粋なジャケ買いではなく、この辺りをチラッと読んでみて購入を決めたのです)
ドンピシャな世代の私。
私の場合は、自分で選んでこの道を歩んでいますので、自分の貧困問題についてそこまで深刻に受け止めずにいました。
しかし、私も中年になり、子どもを授かったことで若干考え方にも変化が出てきて。
考えすぎやーん!
と思われる方も多いと思いますが、実際に日本国中に「生きづらい」中年層が、かなりの数いるという現実。
しかし、より問題視されるのは「老人の貧困」と「子供の貧困」
中年が貧困であることが、子供の貧困を牽引しているというのに。
隙間時間で読んだにも関わらず、2日で読み終えました。
この本に正面から向き合えて、呑気にバレンタインのチョコを選べているところを見ると、まだまだ私は深刻な状況ではないのかもしれません。
根性論だけで生きていましたから。
頑張れば何とかなる!という時代は、とっくに終わっているのに…^_^;