伊原木知事圧勝(その1)
25日投票日の岡山県知事選挙の結果は次の通りです。
伊原木隆太 459,339票
森脇久紀 63,068票
当日有権者数 1,565,549人
投票率 33.68%
得票率は伊原木知事が、87.11%で圧勝でした。
市町村区ごとの得票率で、地元の井原市は91.5%で全体3位、矢掛町は91.1%で第7位でした。
【下記資料の通り】
地元の得票率が高かったのはありがたいことです。
新型コロナウィルスの影響で、運動を制約されたり、自粛したりしたことで投票率がどうなるか気がかりでしたが、低いながらも前回並みということでまずまずの結果です。
さて、今回の選挙を新聞各紙は、社説や解説記事でどのように論評したでしょうか。
まずは、山陽新聞の社説から。
「岡山の未来描き直す時だ」(標題)
「伊原木氏の2期8年は、国が進める政策と協調することで、県政も安定した。堅実な手腕を発揮できたと言えよう。
当面の課題は引き続きコロナ対策となろう。
コロナ禍で傷ついた県内経済をどう回復させるかも喫緊の課題だ。一方、コロナ禍は過密な大都市の問題点も浮き彫りにした。一極集中を是正する好機でもある。脱東京という新たな流れの受け皿となる地域として再整備したい。
『災害に強い県』づくりに取り組みたい。
一極集中是正の受け皿づくりには、県内の総力を結集する必要がある。最も重要なのは市町村との連携だろう。情報共有を密にして課題解決に協力しなければならない。
その先頭に立ちリーダーシップを発揮することも、3期目の伊原木氏の課題である」。
提言型の核心を衝(つ)く社説です。(余談ですが、書いた人はこの人だと想像できます)
折しも、伊原木知事の改選に合わせて、「第3次晴の国おかやま生き活きプラン(仮称)」、「第2期おかやま創世総合戦略(仮称)」が策定される年であり、「岡山県中山間地域活性化方針」も第3回目の改訂する年でもあります。
まさに、「岡山の未来描き直す時だ」であります。
特に、「一極集中……課題である」の部分は、私も問題意識がピッタリ一致します。
“生き活き岡山県”は“生き活き市町村”なしにはあり得ないからです……。