伊原木知事３選出馬表明

　伊原木知事は１１日、本会議で、蓮岡靖之前議長による自民党県議団代表質問に答え、３選への出馬決意表明をされました。

　前回２期目の時は、６月県議会でした。

　今回は、選挙（１０月８日告示、２５日投票）直前議会での表明であり、これには伊原木知事の“強い想い”が込められています。

　当面の最大課題である新型コロナウィルス対策に現職の知事として全力投球で取り組みたいこと。そして、その最中に有権者に出馬を表明するのは好ましくないので、ギリギリまで延ばしたい。それが知事の本意です。

　知事からその“強い想い”を聞いた時、伊原木知事らしいなと思いました。

　２期８年間、何よりクリーンな政治姿勢で、教育県復活（教育再生）と産業振興政策を中心に県政推進に取り組んでこられました。

　その成果は着実に挙がってきています。

　平成２４年１１月就任直後の１２月に安倍内閣が誕生し、３年３ヵ月ぶりに自民党が政権復帰したことも味方しました。強運です。運を味方につけることもリーダーにとって大切なことです。

　２年前の未曾有の大災害、今回のコロナウィルス対策、トップリーダーの陣頭指揮が決定的な影響をもたらします。

　気持ちをストレートに出しながらその後に当たる知事の表情には、政治家としての責任感と精悍さがみなぎっています。

　２期８年間の業績を高く評価し、３期目へのチャレンジを心から応援します。