「帰ってきた民主党」
「『帰ってきた民主党』と言ったが、全く違う」。立憲民主党の福山哲郎幹事長は、19日の記者会見で、国民民主党との合流新党について、日本維新の会の松井一郎代表が揶揄(やゆ)した言葉に猛反発した。
この新聞記事を読んで思い出したのが、「ザ・フォーク・クルセ-ダーズ」の大ヒットしたデビュー曲、「帰ってきたヨッパライ」です。
私が大学に入学した年、1967年のことですから、もうかれこれ50年以上も前の話しではあります。
歌詞の中にこんなくだりがあります。
「酔っぱらい運転で おらは死んじまっただ
天国に行っただ
だけど天国にゃこわい神様が
酒を取り上げていつもどなるんだ
『なあおまえ 天国ちゅうとこは
そんなに甘いもんやおまへんや
もっとまじめにやれ』」
「天国」を、「政治」あるいは、「世の中」と置き換えてみると、ピッタリくるではありませんか。
まず、顔ぶれからして、板野幸男代表、“こわしや本舗”の小沢一郎代表、菅直人元首相、野田佳彦前首相、岡田克也元外相等々‥新鮮味が全くありません。
“政党にとって政策は命”ともいうべき、政策にも見るべきものがありません。
何より辛いのは、どう強弁しようし、選挙対策と国民民主党の50億円の政党助成金目当てと見抜かれていることです。
もっとも、「もっとまじめにやれ」と言えるのは国民サイトの話しです。
自民党だって、“潮目”が変われば、いつ“明日は我が身”となるか分からないのですから……。