矢掛の大名行列inサンフランシスコ(その1) | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

矢掛の大名行列inサンフランシスコ(その1)

「“まち”を丸ごと世界に売り込む 町民が主役の新たな地域ブランディングプロジェクト」を標榜する「矢掛の大名行列inサンフランシスコ」が、第50回を記念する北カルフォルニア桜祭りに於て見事実現しました。

 日本から37名、現地出演者合わせて80名近い出演者が、オープンカーで先導する山野町長とともに、雨のサンフランシスコをパレードしました。

 桜祭り最終日(4月16日)、メインイベントであるグランドパレードにて、市庁舎前からジャパンタウンまで約2キロを、矢掛町で毎年実施されている大名行列をそのまま再現し、「した(下)に~ したに」の掛け声のもと練り歩いたのです。

 この桜祭りは、日本人が最も親しみを持つ「桜」にちなんで桜の開花時期に「サンフランシスコ・ジャパンタウン」の発展・繁栄と地元アメリカ人との親睦・融和を目的に始まり今では毎年20万人以上の人々が来場する全米最大級の桜祭りとして認知されています。

 第50回記念に、実行委員会から正式の招請状が届いたのに応えて企画したものです。とはいえ、実現には高いハードルがありました。

 最大の課題は参加者と費用です。旅費は自己負担で、50名の参加者を集められるのか。どうやって現地出演者を募集するのか。また多額の費用をどう調達するのか。

 最終的に、すべてクリアーできました。

 特に、佐伯健次郎実行委員長はじめ、実行委員会メンバーの大変な努力と、現地参加募集に奔走された岩淵泰岡大助教には頭が下がります。

 また、山野町長の決断があればこそです。

 これぞ、“矢掛の勢いと力”だと思います。

 多くの関係者の皆さんの総力で、この一大イベントを実現できたことは今後のまちづくりの、はずみと自信になります。

まさに“記録と記憶に残るプロジェクト”でありました。