「親しき仲にもスキャンダル!」 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

「親しき仲にもスキャンダル!」

 標題は、年明けからスクープを連発している「週刊文春」新谷学編集長のモットーだそうです。

 1月14日号

 タレントのベッキーさんと紅白出場歌手の不倫疑惑

 1月28日号(完売)

 甘利明経済再生担当相の金銭授受疑惑

 2月4日号(完売)

  同第2弾

 2月18日号(完売)

 「育休議員」宮崎謙介氏の不倫疑惑

 2月25日号

 神戸連続児童殺傷事件の元少年Aの直撃取材

 3月24日号

 “新ニュースの顔”ショーン・マクアードル川上氏の

 学歴・経歴詐称疑惑

 などなど‥‥‥。


 スクープをとるには、人員や金がかかるし訴訟リスクもあります。部数が激減し経費が絞られる中、多くの週刊誌が「割に合わない」とスクープ報道から事実上降りつつある中で、「週刊文春」のスクープは一際光ります。編集部は、約60人の所帯で、うち40人がスクープ取材にあたる特集班だとのこと。

 週刊誌の役割は、人間社会の表や裏をスキャンダラスに描くことだろうと思います。

 なまじっかの“正義の味方”よりも、そこには否定できないそれなりの存在意義があります。