トーマス・エジソン
生涯発明件数1093件。ほとんどの人は、エジソンの能力を創造的天才の賜物だと考えています。しかし、彼自身はそれを努力の賜物だと考えていました。
「天才は99パーセントの汗と1パーセントのひらめきである」と彼は明言しています。
彼の成功にはもう1つの要因がありました。
すなわち、前向きな姿勢です。
これを最に如実に示す例を紹介します。
ニュージャージー州ウエストオレンジに設立した研究所は世界的に有名だった。エジソンは14のビルからなるその研究所を「発明工場」と呼んでいた。
しかし、1914年12月のある日、彼がこれほど愛していた研究所が火事になった。たいていの人なら、この大惨事に意気消沈してしまっただろう。
しかし、エジソンは違った。悲劇に見舞われた後で、彼はこんなことを言っているのだ。
「私は67歳だ。しかし、もう一度やり直すことができないほど年をとっているわけではない。
今までだって、何度もこういう目にあってきたんだ」
研究所を再建し、そこから17年間にわたって働き続け、84歳でこの世を去った。
今日は、68歳の私の誕生日です。
エジソンのエピソードを思い出し書き溜めてみました。
努力の天才も、前向きの天才も天才です。
天才の通りにはできませんが、天才をお手本にして真似ることはできます。
(エピソードは、ジョン・C・マクスウェル著 「人の上に立つ」ために本当に大切なこと より引用しました)