囲碁王座戦第2局 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

囲碁王座戦第2局

 矢掛町ゆかりの奈良時代の遣唐使、吉備真備(きびのまきび)が中国から囲碁を伝えたとされ、矢掛町は知る人ぞ知る「囲碁発祥の地」です。

 そこに目をつけ、囲碁振興だけでなく観光振興につなげようと、安達精治矢掛屋社長を中心に強力な誘致活動をしました。

 その結果成功したのが、日本経済新聞主催の第63期王座戦5番勝負第2局です。

 11月12日に、「備中屋長衛門」で行われました。

 「備中屋長衛門」は、「矢掛屋」が矢掛町から借りている、古民家を再生した宴会、宿泊施設です。

 村川大介王座(24)に挑戦するのが、今をときめく囲碁界の第一人者、井山裕太碁聖(26)とあって絶好の取り組みです。

 やかげ文化センターでの、横田茂昭8段(浅口市出身)による大盤解説には約350人が熱心に勝負を見守りました。

 対局は、井山碁聖の2連勝となりました。

 記念囲碁大会も160人参加し、プロ棋士4人との交流もあったようです。

 夜「矢掛屋」で行われた、対局者はじめ関係者の打上げ懇親会は、午前2時までと、これまでにない程の盛り上がりだったと聞きました。