ミシュラン三ツ星の飛騨高山 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

ミシュラン三ツ星の飛騨高山

 地域振興・防災・環境対策特別委員会の県外調査で、19日から21日まで、高山市(岐阜県)、氷見市(富山県)、金沢市(石川県)を訪れています。

 昨日は、高山市役所で森林再生の取り組みを、今日午前中は、高山市商店街活性化の取り組みを調査しました。

 高山市は、岐阜県の北部、飛騨地方の中央に位置し、長野、富山、福井、石川の4県と接しています。

 平成17年に周辺9町村を編入合併し、人口9万人、面積は東京都とほぼ同じ2177k㎡(岡山県は7008k㎡)と日本一広大な市です。

 国有林が40%を占め(岡山県は少なく8%、全国的には30%)、森林率92%の文字通り森林に覆われた地域です。

観光・伝統文化のまちで、江戸時代、江戸文化と京都文化両方の交錯文化で栄えたといいます。春の山王祭と秋の八幡祭を合わせた高山祭は日本三大美祭の一つに数えられるのもその名残りでしょう。

 4年前にミシュラン三ツ星を獲得して以来、外国人観光客が特に増え年間20万人が訪れます。

 年間400万人が訪れる国際観光都市です。

名古屋駅からバスで2時間半もかかり決して交通の便が近い訳ではありませんのでこの数は驚きです。

(倉敷の美観地区は年間350万人)

 その秘密は、今も原型をとどめ、江戸時代の面影を残す、商家群、町家群、寺院群などの伝統的建造物が立ち並ぶ古い町並です。

 私も初めて訪れましたが、再度来て見たいと思わせる魅力があります。

 ミシュラン三ツ星もオーバー評価ではありません。