おかやまの土木・建築『体感!』ゼミナール
岡山県、岡山市、(社)岡山県建設業協会の主催で、「おかやまの土木・建築『体感!』ゼミナール」が、岡山ドームで開催されました。
初めての試みです。
その目的は、小・中・高校生や保護者を対象に、建設産業の役割と重要性を紹介するとともに、土木・建築系の高校や高等専門学校、大学への進学、及び建設産業への就職が、将来の進路の選択肢となるようにということです。
午後2時頃、現物をのぞいてみました。現場にいた土木部の岸本雅博監理課長に聞くと、300名位の人が親子連れを中心に来て貰ったとのこと。
建設業というと、公共事業論ばかりが目立ち、産業論が軽んじられていることに、かねてより私は不満を持っていました。
このような取り組みは、その意味で大いに意義があります。
内容は、①動画「夢シゴト人 ハッケン!建設業の魅力」の上映 ②建設車輌の展示と試乗 ③建設技術(鉄筋組み、壁塗り、測量)の実演と体験 ④起震車での地震体験と免震・耐震構造技術の紹介 ⑤高校・大学による学科紹介 等々です。
主催の岡山県、岡山市、岡山県建設業協会や共催の国交省や民間団体など官民協力しての開催にも意義があります。
継続して行いたいということで、展示内容や方法を工夫すれば、更に充実した魅力的なイベントになると、現場で思いました。