サラリーマン・コレクター展(その1) | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

サラリーマン・コレクター展(その1)

 天神山文化プラザで開催されている(1月6日~1月18日)、サラリーマン・コレクター展を鑑賞しました。

 東京都在住のアートソムリエ、山本冬彦さんと岡山県在住の月吠文庫主人、藤原義人さんによるコレクター展です。

 きっかけは、東大時代語学の同クラスに在籍し、毎年開くクラス同窓会でいつも会う、中川保さんからの手紙です。

 「本日同封しましたのは、岡山県天神山プラザの企画展の案内です。サラリーマン・コレクター二人の企画展ですが、内一人の山本冬彦氏は小生の同郷の友人です。お時間があれば、是非お誘い合わせの上見てあげて頂きたくお願いします」

 美術界に疎く、サラリーマンコレクターという言葉も初めて聞きました。

 他ならぬ中川さんの案内です。10日の「コレクター(藤原義人、山本冬彦)によるギャラリートーク」におじゃまし、ご本人にも挨拶をしたいと思っていました。

 ところが不摂生で風邪でダウン、残念なことに行けなくなりました。そんなことで今日と相成ったのです。

 ご本人には会えませんでしたが、独特の鑑識眼で蒐集された作品群を堪能しました。

 驚いたのは、「週末はギャラリーめぐり」(ちくま新書 2009年刊)という本まで書かれていることです。