政務活動費取材に現る
8月3日の日曜日朝10時頃、A新聞の記者2人が突然訪ねてきました。
アポイントも取らずに少々厚かましいとは思いましたが、何を聞かれるのか野次馬的興味もあり、遠方わざわざということもあったので、応接間に上がって貰いました。
特にしつこくきかれたのは、書籍購入費です。
岡山県議会では大体数万円なのに、私のは突び抜けて多いのだそうです。
「何冊位買われているのですか?」
「さあ、数えたことはないけど500冊以上あるかな」
「本当に買っているのですか?ウソでなかったら領収証を見せて下さい」
何度も繰り返し聞き、人を見たら泥棒と思えというような取材態度にも腹に据えかねたので、意識的に強い口調で、「いい加減にして欲しいな。そこまで言うのなら領収証を見せてあげるよ」と反論しました。
領収証の束を見せると、「本当ですね、写真を撮らせて貰ってもいいですか」
「構わないよ」
「購入した本の保管はどうしていますか」
「家の書斎や物置に入れているけど、到底入りきらないので倉庫で保管している」
見せて欲しいというので、物置にびっしり詰め込んだ本棚の本を見て、やっと納得したようです。
“獲物”があるのではとの“当て”は完全にはずれました。
「岡山県議会全員で決めた『政務活動費マニュアル』に則って処理しているから、恥じることも何もないな、一部におかしな議員がいるからといって全体をそういう目で見て欲しくないよ、政務活動費が法律で認められている以上、書籍購入費などは最もそれにふさわしいと思います。」
2時間近く応対していました。
帰り際、「誠実に答えたので、あなた方も誠実に対応して下さいよ」と念を押しておきました。
大阪支社から来ていました。
いやはや熱心なことです‥‥。