漫画も本だ! | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

漫画も本だ!

 漫画も学習参考書のように本における一つのジャンルであって、どこの書店でも相当のスペースを占めています。

 読書についても、特別視するには当たりません。

 私が本好きになったきっかけは、小学生時代、親が揃えてくれた少年少女文学全集です。漫画では、「赤銅鈴之助」「鉄人28号」「鉄腕アトム」等が印象に残っています。

 高校時代には、少年マガジン連載の「巨人の星」を愛読していました。

 本格的な歴史漫画、横山光輝さんの50巻もある「漫画三国志」などは、小学生の二男が何度も読み、私以上に詳しくなっていたのを思い出します。

 政治家になっては、「加治流介の議」や「票田のトラクター」も随時読んでいました。

 近くは、「永遠の0(ゼロ)」のコミックス版全5巻も面白く読みました。

 そして、極めつきは、2月に出版された、「壁にぶちあたったらマンガに訊け! 仕事に効く!明日もきっと頑張れる名言109」です。

 著者は、出版サークル「PICASO~東大・早慶ベストセラー出版会~」に所属する藤田恭輔さんです。

 名言・格言集は山ほどあります。その中でも漫画から採択しているこの本は異色です。

 「漫画は、文章だけでは伝えることができない独特の臨場感と、音楽や映像とは違った文字の力強さを併せ持っています。

 名言や格言をたしなむときにもっとも重要なことは、第一にその言葉が心にスッと浸透すること、そして第二に心に残ることだと思います。

 漫画の名言は自分の好きなキャラクターを通じて心に響くという点で、この浸透力と蓄積力」のとても高い媒体であると思っています」

 著者はこのように書いています。

 心に響いた言葉をいくつか取り上げます。