春のテレビドラマ
4月からスタートする各テレビ局の新ドラマは、「刑事もの」と「続編」が目立つラインアップになっているそうです。
私が注目するのは、池井戸潤さん原作のドラマが2本あることです。
「やられたら、倍返し」が流行語大賞にもなった昨秋の「半沢直樹」は最終回に民放ドラマ新記録の45.5%の視聴率を獲得し、圧倒的な人気を誇りました。
同じくTBS系列(RSK山陽放送)で、27日から日曜劇場(午後9時)の「ルーズヴェルト・ゲーム」が始まります。倒産寸前の中堅企業を守ろうとサラリーマンが奮闘するドラマです。
「ルーズヴェルト・ゲーム」の名前の由来は、野球を愛したアメリカのルーズヴェルト大統領が、「一番おもしろい試合は、8対7だ」と語ったことによります。
もう1本は、日本テレビ系列(RNC西日本放送)の「花咲舞が黙っていない」で、若手銀行員が支店で起きている不正を解決するべく奮闘する「半沢直樹」タイプのドラマです。
放送は、16日水曜午後10時から始まります。
原作は、池井戸潤さんの短編集、「不祥事」と「銀行総務特命」です。
「ルーズヴェルト・ゲーム」も、「不祥事」、「銀行総務特命」も文句なしの、エンターテインメント小説です。
どんなドラマになるか、今から楽しみです。