エンターティンメント(その2) | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

エンターティンメント(その2)

 「池井戸作品の魅力は、何といっても『読後感』。どの作品も読み終えた後は『ああ、読んでよかった』『スッキリした』という爽快感があり、『よし、明日からまた頑張ろう!』という気持ちにさせてくれます。

 直木賞受賞作の『下町ロケット』も正にそんな作品です」(小学館「週刊ポスト」編集部 新里健太郎)


 「『ロスジェネの逆襲』はつねに人気のコンテンツだった。とはいえ特集やニュース記事が1位になる経済誌だけに、まさか小説がトップになることはあるまいと‥‥。ところが、最終回に近づくにつれて上位に浮上、そして1位に輝いた。かくして池井戸さんの連載小説は、最終回にして経済誌のトップを飾るという異例かつ初の快挙を成し遂げた」

(ダイヤモンド社「週刊ダイヤモンド」編集部池田光史)


 「『七つの会議』は、東京建電という中堅メーカーで働く、どこにでもいそうな会社員の物語です。サラリーマンとして会社と生きるか、それとも正義を貫くのか、その狭間に立たされたとき、人はどのような選択をするのか。働く意味について深く考えさせられる一冊です」(日本経済新聞出版社 文化出版部白石賢)


 「『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』がついに連ドラに!ということで、期待を寄せるファンも多いと思いますが、主人公を演じるのは堺雅人さん。

微笑みの奥の鋭い眼光、仕事のできるシャープな男の佇まいが、原作のイメージにぴったりですよね~。

 このキャスティング、演出の福澤克雄さん、原作の池井戸潤さん、局の辣腕プロデューサー、三者が理想とする奇跡のキャスティングが実現したのです」(文藝春秋 文春文庫部山本浩貴)


 日々、本と格闘している編集者から池井戸作品へのメッセージです。