エンターテインメント | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

エンターテインメント

 「本を読むのは旅に出るのと似ている。旅は僕らを楽しませ、成長させてくれる。そこにきっと僕らの知らない世界があり、驚きがある。

さあ、一緒に旅に出よう。ようこそ、僕の小説世界へ」


 「僕自身が小説を書く際のルールは3つあります。1つ目は新しさ。2つ目はオリジナリティ。3つ目は豊穣な物語です。」


 「あるとき、僕の小説には人に対するリスペクト(尊敬)がないことに気がついたんです。それまでの僕の小説が面白くなかったのは、『登場人物は、本当に生きている人間なんだ』という思い込みが足りなかったからです。それで、1章ごとに主人公が代わり、それぞれの人生を綿密に描いたのが『シャイロックの子供たち』です。この作品は僕にとって練習小説です。これがきっかけで、『人の人生を書く』ことを覚えました」


 「僕はエンターティンメントを書くという目的の方が強いんです。僕の小説を読むことで、映画の『インディ・ジョーンズ』を見た後と同じような高揚感を味わっていただきたい、僕の目標は、面白いものを書くだけです」


 NHK土曜ドラマ「七つの会議」、特にTBS日曜劇場「半沢直樹」が空前の大ヒットとなったドラマの原作者、池井戸潤さんの言葉です。