テレビ視聴率 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

テレビ視聴率

 「やられたら倍返し」今や流行語となったTBSドラマの「半沢直樹」。昨日の視聴率は36.7%で、初回の20%余りから文字通りウナギ昇りのアップです。

この調子だと来週の最終回(第10回)は40%を超えるでしょう。

 40%で驚いてはいけません。

 歴史視聴率ベストテンを調べてみると―。

 ①第14回NHK紅白歌合戦(昭和38年) 81.4%

 ②東京五輪 女子バレー・日本×ソ連(昭和39年)

   66.8%

 ③サッカーW杯 日本×ロシア(平成14年)

   66.1%

 ④プロレス デストロイヤー×力道山(昭和38年) 

   64%

 ⑤ボクシング ファイティング原田×エデルジョフレ

   (昭和41年) 63.7%

 ⑥ドラマおしん(昭和58年) 62.9%

 ⑦サッカーW杯 日本×クロアチア(平成10年)

   60.9%

 ⑧ボクシング ファイティング原田×アラン・ラドキン

   (昭和40年) 60.4%

 ⑨報道番組ついに帰らなかった吉展ちゃん

   (昭和40年) 59.0%

 ⑩ミュンヘン五輪(昭和47年) 58.0%


 「視聴率至上主義」が不祥事や番組の質の低下を招くとして、批判の的になることもあります。

 また、テレビの視聴環境は激変し、BS、CS放送など多チャンネル化が進み、またハードディスクレコーダーなどの普及で録画視聴も当たり前になりました。

 しかしながら、視聴率が世相を映す鏡であることは間違いないと思います。


 (9月14日の産経新聞の記事を参考にしました)