2040年の人口統計
国勢調査等を基に、5年毎に国立社会保障・人口問題研究所が算出する将来推計人口が公表されました。
2010年と30年先の2040年を比較したものです。
まず総人口は、2千万人減少して1億727万人になります。
65歳以上の比率は23.0%→36.1%(全都道府県で3割超)
75歳以上の比率は11.1%→20.7%
生産年齢(15~64歳)人口の割合
63.8%→53.9%
子どもの割合10%未満の自治体
11.4%→57.6%
5千人未満の自治体
13.4%→22.0%
岡山県の人口も194万5千人が82.8%の161万1千人になります。
減少率は少ない方から15番目とはいえ、30万人以上減少することになります。
「少子高齢化と人口減がこのまま進めば、年金、介護などの社会保障や労働力にとどまらず、経済成長や地域社会の維持、人々の暮らしにまで深刻な影響が予想される」(山陽新聞)
今でも中山間地域、過疎地域政策が重要ですが、これからはこうした将来の推計を見つめて更なる対策を今から考えなくてはなりません。