当事者意識と第三者意識 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

当事者意識と第三者意識

 当事者とは、その事または事件に直接関係する人のことであり、意識とは、その事についてはっきりとそうだと認識することです。

 つまり、当事者意識とは、その事または事件に直接関係しているとはっきり認識していることをいいます。

 当事者以外の人は第三者と称しますから、当事者意識の対義語(反対語)は、第三者意識と言ってもよいと思います。

 当事者意識は、仕事をする上で必要不可欠のはずです。しかし現実は応々にしてそうではありません。

 他人事(ひとごと)のような、第三者意識のままでいる人が少なくありません。 困難であるとか、気がすすまないとか理由は様々です。

 現場を大切にする現場主義が希薄になると当事者意識も希薄になってきます。

 信頼できるかどうかは、まず当事者意識を持っているかどうかで大別できます。

 当事者意識を持たない人が増えてくると、無責任集団になります。

 逃げないで当事者意識をしっかり持った人や組織をいかに作っていくかがキーポイントです。

 県の行政でも散見できます。

 最近、具体的事例について委員会で強く指摘し、是正をお願いしました。