新明解国語辞典第7版
ブログを書き出して、ずっと愛用している
「新明解国語辞典」の全面改訂第7版が出たので、
一回り大きい机上版を購入しました。
遠近両用メガネでも活字が見づらくなったのも
一因です。
「序」にこう書かれています。
「今回も新たに1000語を増補した、その多くは
外来語や和製英語である。カタカナ表記の語が
増え続けるのも、日本語の将来像を思い描くと
看過できない問題であるが、辞書編集者の立場
からは事態をもうしばらく静観せざるを得ないだろう」
例えば「イケメン」も増補語です。
「イケメン」 〔いけてる(=かっこいい)+man
(または『面』)からとされる〕容姿端麗な男性。
かつては、「ハンサム」、「美男子」、「男前」などと
表現されていました。
そういえば、最近「イケメン政治家名鑑」なる代物が
出版されています。
36名の国会、県会、市会のイケメン(?)議員を
紹介した写真集です。
どういう訳か、自民党議員はたった2人で、いの一番
にくるべき小泉進次郎議員は取り上げていません。
(それに引き換え、岡山県議員が2人載っています)
政治家も人気稼業とは言え、俳優とは違います。
イケメンかどうか分類すること自体「政治家の将来像
を思い描くと看過できない問題」ではないでしょうか。
(と、真面目に言うほどのことでもないかナ)