仁・義・礼・智・信 | 小田春人オフィシャルブログ「先人に学ぶ 産業と教育の復活」

仁・義・礼・智・信

 一般に日本人の道徳規範は、神道・仏教・儒教の

思想をもととして、とくに人が人として守るべき

道徳律を、儒教の五常の徳「仁・義・礼・智・信」 に

よって培ってきました。

 簡単に言うと、

  仁とは思いやり、やさしさのことであり、

  義とは人として正しい行い、つまり正義であり、

  礼とは礼節・礼儀のことであり、

  智とは叡智・バランスを取る知恵のことであり、

  信とは信用・信頼のことです。

 具体的にいうなら、

  「人にやさしくあれ」「弱い者をいじめるな」

  「正直であれ」(ウソをつくな)

  「卑怯なことをするな」「礼儀正しくあれ」

  「身だしなみを正しくしろ」「約束を守れ」

 といった道徳の基本とされるものです。

 2千5百年前から言われてきたことです。

 今もってできないのですから、人間は本質的な

ところ余り進歩していないのかもしれません。

 

   (作家・評論家の岬龍一郎さんの

    解説明を引用しました)